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旨さに思わず感嘆符「駅ラーメン」大阪・浪花そば
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.26 16:00 最終更新日:2019.02.26 16:00
駅で手軽に食べられる「駅ラーメン」は、意外にも本格派揃い。 そこには、「ガッツリ系」がつらくなってきた中年男性にとって、シンプルで食べ疲れない一杯がある。駅そばの地位を脅かす、侮りがたき「駅ラー」の魅力を、B級グルメ研究家の鈴木弘毅が語り尽くす!
「近畿地方の駅そば店では、うどんつゆに中華麺を合わせたメニューが多く見られる。戦後の混乱期に生まれた、姫路駅の名物『えきそば』から派生し、大阪の玄関口・新大阪駅の『浪花そば』でも食べられる。なんともミスマッチなイメージなのだが、食べてみるとこれがうまいからマイッタ!
うどんつゆに合わせる麺が中華麺に替わり、振りかけるのが七味唐辛子からコショウに替わっただけで、すっかり美味しいラーメンに変身するのだ。関西風うどんの『つゆ』の包容力に、脱帽せざるを得ない」
【SHOP DATA/浪花そば(大阪)】
●新大阪そば 牛肉入り:470円(税込み)
「『新大阪そば』は、全部で4種類。写真は、一番人気の牛肉入り。牛肉と天かすのダブルパンチで、旨みが口の中からこぼれんばかりに広がる」
アクセス:JR東海道本線ほか「新大阪駅」エキマルシェ内
取材&文&写真・鈴木弘毅
すずきひろき
1973年生まれ 埼玉県出身 駅そば、道の駅、スーパー、日帰り温泉など、旅にまつわるさまざまなB級要素を研究。なかでも、訪れた駅そば店は3000軒以上
(週刊FLASH 2019年2月19日号)