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ENEOSで「ENEOSカード S」は損!ポイントで得する裏技は…
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.31 16:00 最終更新日:2019.05.31 16:00
新年度を迎え、店頭で甘い勧誘を受け、つい入会してしまった人も多いはず。「発行元が “公認” の『定番クレジットカード』が、必ずしもいちばんお得とは限らない」と主張する、クレジット&ポイントカード情報サイト「ポイ探」代表の菊地崇仁氏に、カードの裏技を聞いた。
自動車を日常的に使う人なら、いつも使うガソリンスタンドのクレジットカードで給油するのは常識。
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ENEOSは、サービス内容に応じて3種類のクレジットカード「ENEOSカード」を発行しているが、なかでも、もっとも発行枚数が多いのが「ENEOSカード S」だ。ENEOSのサービスステーションでガソリン、軽油がいつでも、会員価格から1リットルあたり2円引き(請求時)になる。
「ENEOSは『Tポイント』の加盟店です。クレジットカードではない、ポイントカードの『ENEOS Tカード』を提示すれば、ENEOSカード Sがなくても会員価格で給油できます。
なので、ENEOS Tカードを提示したうえで、還元率の高い別のクレジットカードで支払ったほうが、結果としてお得になるケースがあります」
200枚以上ものクレジットカード、ポイントカードを保有している菊池氏が、ENEOSでの支払いでおすすめするのは、「リクルートカード」だ。
ENEOS Tカードを提示してリクルートカードを使うと、200円ごとにTポイントが1ポイント、さらに100円ごとにリクルートポイントが1.2ポイント貯まる(還元率1.7%)。
ガソリンの店頭価格が1リットル150円のときに50リットル給油すると、ENEOSカード Sでは、会員価格と請求時の割引で7250円になる。
一方、リクルートカードで支払うと、会員価格で7400円になるのに加え、125円相当のポイントが還元されるため、実質7275円。ENEOSには、曜日によってTポイントを2倍、3倍付与する店舗もあるため、そういった日に給油すると、ENEOSカード Sよりも安くなる。
(週刊FLASH 2019年6月4日号)