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【食堂のおばちゃんの人生相談】42歳・会社員のお悩み

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.07 11:00 最終更新日:2019.06.07 11:00

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/服部さん(42)会社員】

 

 

 中1の娘はちょいポチャで、妻は「これじゃ彼氏が出来ない」「からかわれる」とめちゃ気にして、毎日のように相談してくる。私はそれほどでもないと思うのだが、父親として一緒に心配するべきでしょうか?


【山口先生のお答え】

 

 私は肥満児でした。小学校三年の時、当時母がやっていた「和田式」という1種の糖質制限ダイエットで痩せましたが、中学校でまた太り、70キロまで増量しました。

 

 ダイエットの結果、体重は50キロ台に減りましたが、高校のとき無理なダイエットをして、半年間生理が止まってしまいました。

 

 その後は体重管理が順調に進んで、28歳から35歳までは43~45キロの往復でした。ちなみに「本人とは思えない」と評判のお見合い写真を撮影したときも43キロでした。

 

 経験者として言わせていただくと、本人にやる気がないなら、ダイエットさせようとしても無理です。

 

 そして本人にやる気があるなら、お母さんが責任を持って栄養管理をしてあげて下さい。成長期のお子さんが不適切なダイエットをして栄養失調になったら、取り返しのつかないことになりますよ。

 

 私は断食をはじめ、ハードなものからソフトなものまで様々なダイエットを経験しましたが、お子さんの年齢を考えると、糖質制限(タンパク質、野菜、海藻をしっかり摂取させる)に、発酵食品とオメガ3の油を加える食事療法が最適ではないかと思われます。実行すれば健康的に痩せられますよ。

 

 それと、今はやる気がなくても、年頃になれば放っておいてもダイエットするから大丈夫です。ついでに、痩せたからってモテません。現に私、お見合い43連敗でした。


やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都・千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。最新刊『婚活食堂』が発売中

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