発見！マンツー指導の楽器教室に「看板美女」ピアニカ編

　いま、大人の音楽教室が密かなブームで、どこも大盛況だという。初心者だし、できたら美女講師に1対1でしっとりみっちり教えてもらいたい……。

　そんな願いをかなえてくれる、実力派の音楽家、鍵盤ハーモニカ奏者の南川朱生さんを訪ねた。

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　誰もが小学生で手にする、鍵盤ハーモニカ。そのプロ奏者にして、歴史や奏法技術などの研究家でもあるのが、南川さんだ。

「今では『鍵ハモ』を50台くらい所有していて、家族に呆れられています（笑）。高額なものもありますが、メルカリで500円で買ったもので、ライブをしたりしますよ」

　これほど、鍵盤ハーモニカに心酔した理由とは？

「キーボーディストのキース・エマーソンに憧れて、複数台の鍵盤を使いたかったんです。でも、高校2年生のときに学園祭バンドを結成したときは、お金がなくて。キーボードが買えず、家にあった鍵盤ハーモニカを、ピアノと併用したのがきっかけです」

　南川さんの鍵盤ハーモニカゼミ／教室でおこなわれるレッスンは、まずグループ形式から始まる。さらに極めたい人には……。

「地獄の個人レッスンが待っています（笑）。既成の楽譜は使わず、受講者自らがアレンジする形式を採用しています」

　披露してくれたのは、両手を駆使した超絶技巧。まずは動画公式サイトで見て、驚いてほしい。

南川朱生／みなみかわあけお
日本を代表する鍵盤ハーモニカ奏者。所属カルテット「東京メロディカオーケストラ」は英国の世界的ラジオ番組『Classic FM』に取り上げられる。鍵盤ハーモニカ研究所CEOとして、楽器の発展と改善に向けて活動している

※7月27日に大阪、28日に名古屋で公演。
※8月12日に東京で鍵盤ハーモニカゼミを開催
※2ndアルバム『イノベーターイミテーター』が発売中

（週刊FLASH　2019年6月25日号）