まずは、アプリをインストール。本誌編集部にもいわゆる「オフィス置き菓子」があり、そこに貼られたQRコードから、アプリを簡単に入手できる。クレジットカードを登録し、20分程度で準備完了。新規登録キャンペーンで、500円分のPayPay残高をゲットできた。
そして翌朝。編集部に向かう途中、朝食用のパンとドリンクをローソンで購入。「支払いはPayPayで」と店員に伝え、慣れない手つきでスマホのPayPay画面を開く。
「支払う」をタップすると、バーコードとQRコードが表示される。これを店員が読み取り、支払い完了。初めてのコード決済は、スムーズにできた。そして、スマホの画面には「13円相当のPayPay残高をGET」の表示が。465円の買い物で、13円(3%)分がバックされたということだ。
昼食は、松屋で牛めしだ。券売機の下にある窓のような部分に、QRコードをかざせば機械が読み取ってくれる。コンビニのレジと違い、スマホを準備してから券売機に向かえばいいので、あわてる必要がないのが嬉しい。そしてこちらでも、同様に13円分が還元された。
こうして、仕事帰りのスーパーでの買い物、居酒屋での飲み会……と、PayPayの使えるお店を選び、利用することで、次々と3%の還元をゲットしていく。残念なのはヤフーカードを持っていないため、もらえるはずの1%分のTポイントを取りはぐれていることだ。
そして今回の極めつきが、帰宅間際に訪れたドラッグストア「ウエルシア」。こちらでは現在、「ワクワクペイペイキャンペーン」が開催されている。これは、ソフトバンクのユーザーがPayPayで支払うと、20%が還元されるというもの。
酒を飲まなきゃ始まらない写写丸のお目当ては、なんといってもビール。このドラッグストアでは、ただでさえビールがかなり安い値段で売られているので、つね日ごろから利用しているのだ。
ここで350mlのビールを2箱と、サプリメントを購入し、会計は1万1016円。これをPayPayで支払うと、2000円分が還元された。これなら、ビールをあと9本くらい買えるじゃないですか!
ちなみに、このキャンペーンでの還元の上限は2000円。そのため、超過した1016円分には還元はない。次回からは、ぎりぎりの額で買い物をしたほうがよさそうだ。
ただし、このキャンペーンがウエルシアをはじめとした加盟ドラッグストアでおこなわれているのは、6月末まで。「残りわずかな日程で、できるだけビールを買いだめしてやる!」と、写写丸は心に誓ったのだった。
そんな写写丸に、菊地さんから貴重な情報が……。
「PayPayが実施している『ワクワクペイペイキャンペーン』は毎月、どこかのお店や業種で開催されていく予定です。7月は飲食店やスーパーで、11時~14時限定で、6月と同じ還元率のキャンペーンをおこなうと発表されています。
10月の消費増税までは、各社が高還元率のキャンペーンを引き続き、おこなうはずです。キャンペーン情報をこまめにチェックして、上手に使いこなしましょう。キャンペーン中に得をしたら、あとは手を引いたっていいんですから」
次のページでは代表的なコード決済の種類と還元率まとめ、そして実践編として、写写丸が1日で得たPayPay還元額を紹介する。皆さん、とにかく6月中はドラッグストアでビール。あとは終わってから考えましょう!