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ガンにアルツハイマー…あなたも「カビ毒」に汚染されている

ライフ・マネー 投稿日:2019.07.16 16:00FLASH編集部

ガンにアルツハイマー…あなたも「カビ毒」に汚染されている

 

【人体に影響があるカビ毒一覧】
《麹カビ(アスペルギルス属)》
 最も一般的なカビのグループ。穀類などの食品、埃、畳、カーペット、家具類などに分布。空調設備にも発生し、肺炎の原因になることもあるので、こまめな清掃が大事になる。一般的な感染経路は、呼吸器系。肺に付着すると喘息を引き起こす。

 

●アフラトキシン:
 発ガン性があり、肝ガンを引き起こす。白血球の増殖を抑制する

 

●オクラトキシンA:
 水回りで暴露する。腎臓病や有害な神経学的影響を引き起こす可能性あり。複数の脳領域に重大な酸化的損傷を引き起こす可能性がある


《青カビ(ペニシリウム属)》
 食品、壁紙、カーペットなど、屋内で繁殖。アレルギー反応を引き起こす。低湿度で繁栄。腎臓にダメージを与え、発ガン性もある。

 

●ステリグマトシスチン:
 発ガン性あり。コーン、パン、チーズ、スパイス、コーヒー豆などに発生

 

●ミコフェノール酸:
 リンパ球の増殖を阻害。女性が妊娠中に暴露した場合、流産および先天異常を引き起こすことも


《緑がかった黒カビ(スタキボトリス属》
 石膏ボード、紙、ファイバーボード、および天井タイルなど、セルロース含有量が多く、窒素含有量が少ない材料で成長する。免疫を抑制するカビ毒を生み出す。水回りのカビは手の傷口からも侵入するので、掃除の際は必ず手袋とマスクを着用すること。

 

●ロリジンE:
 水害にあった建物、汚染された穀物で見られる。たんぱく質の生合成を阻害

 

●ベルカリンA:
 腸粘膜、骨髄に影響。嘔吐、皮膚炎、および出血性病変を引き起こす可能性がある


《赤カビ(フザリウム属)》
 麦をはじめ、多数の植物に寄生。温暖な気候と、低い湿度で成長。腹痛、倦怠感、下痢、嘔吐を引き起こし、死亡することも。

 

●エニアチンB:
 抗生物質の性質を持つ。慢性的に暴露すると、体重減少、疲労、および肝疾患を引き起こす可能性がある

 

●ゼアラレノン:
 生殖系の変化を引き起こすことがある。胸腺萎縮や、リンパ球免疫反応の障害を引き起こし、病気にかかりやすくなる


(週刊FLASH 2019年7月23・30日号) 

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