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吉田戦車、買って失敗したあんなものこんなもの
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.11 11:00 最終更新日:2019.12.11 11:00
今まで「書けそうだけど書かなかった」「そのうち書くかもしれないリストに入れていた」失敗買いものがある。いくつか紹介しよう。
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【メディカルグリップ】
血圧関係グッズ。血圧を下げるのに効果的とされる「タオルグリップ運動」(筒状に丸めたタオルをぎゅーっと握ったりゆるめたりして、血管を柔軟にする物質を発生させる、というもの)を効果的におこなうための器具で、6000円台だったと思うが、速攻で買った。そして、続かなかった。
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せめて2、3カ月やらなければ効果は見えないと思うのだが、一週間を乗り越えられない。飽きてしまう。幼児か、と思う。
モニターの方々の「下がりました!」にウソはないだろうが、こう言ってはなんですが、これは足腰に不自由を感じている世代の方々用なのではあるまいか。
若者ぶるわけではないが、いちおう数時間歩いたり、100キロぐらいなら自転車をこぎ続けることができる今の自分には、少々もどかしい運動なのだった。すみません。クロスバイクに乗れない身になったら、思いっきり頼ります。
ちなみに2019年10月の健康診断時の血圧は「135/92」。ちょっと高めなのはあいかわらずだが、減塩や歩行や自転車の効果はそれなりに出ているよね、と思っている。
【キンミヤサワーグラス6個セット】
「ソーダストリーム」を買った時に、「もう家飲みは一生レモンサワーと酎ハイでいいや!」と浮かれて、買ってしまったもの。キンミヤ焼酎のマークがかっこいい。
下町の居酒屋の雰囲気だけでもと思ったのだが、夏が終わってあっというまにレモンサワーブームは終了し、邪魔になり、しまいこんだ。まあ夏になったら出す季節ものということで、失敗というほどではない。1300円ぐらいだったし。
【スマートフォン用 クリップ式望遠レンズ】
スマホのレンズのところにはさむ、光学式の簡易望遠レンズ。1800円ぐらい。簡単にきれいに撮れるというわけにはぜんぜんいかず、2、3回使ってお蔵入り。
私のiPhoneは今のところまだ「6s」なのでつい買ってしまったが、それ以降のモデルでデジタルズームがどんどん進化しているのはご存じの通り。
ただ、イラストに貼ったように、撮ったものがミニチュア風になる「チルトシフト写真」のように撮れる効果はあり、ちょっと遊んでみたいと思わせるポテンシャルは持っている。遊ばないだろうな、とは思うのだが。
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などなど、まだあるけどこれくらいで勘弁してください。私にメルカリとかやる根性があれば、喜んで失敗した買いものを世間に循環させるのだが、あんなめんどくさそうなことは、たぶん一生やらないだろうなー。
よしだせんしゃ
マンガ家 1963年生まれ 岩手県出身 「ビッグコミックオリジナル」で『出かけ親』を連載中。妻はマンガ家・伊藤理佐さん。本連載の単行本『ごめん買っちゃった』(光文社)、『出かけ親 1』、最新刊『忍風! 肉とめし 3』(ともに小学館)が発売中!