ライフ・マネー
渡辺哲、愛猫は自分以外になつかない「優越感に浸ってる(笑)」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.14 11:00 最終更新日:2019.12.14 11:00
コワモテの個性派俳優としてお馴染みの、渡辺哲。自宅では、シニアになったキジトラのトム(17歳、オス)の前で、優しい笑顔を見せる。
「前にトムと暮らしていた神戸の義父が、高齢で面倒をみるのが困難になったため、譲り受けたんです。それまで、我が家には犬がいたのですが、トムがやってくる何年か前に亡くなってしまって。その寂しさもありました。
ありきたりですが、最初に見たとき、本当に一瞬でそのかわいさに魅了されました。若いころは、ねこじゃらしを振ると、ものすごいジャンプ力を見せてくれたものです。
賢いので、なかなか主人以外は認めないように見えます。私だけのときは膝に乗ってくるのに、カミさんがいるときは近寄ってこないんです。家に来たマネージャーにもなつかず、他人の前に姿を見せることはほとんどありません。
一度、カミさんがわざわざトムを抱っこして、マネージャーに見せに来たことがありましたが、嫌がってすぐに逃げ出してしまいました。マネージャーは大のねこ好きなので、家に来るたびいつも悔しそうにしています。そんな姿を見て、優越感に浸っている自分がいます(笑)。
つかず離れずの関係ですが、一緒にいることが、私にとっては非常に心地いいんです」
わたなべてつ
1950年3月11日生まれ 愛知県出身 1975年、劇団シェイクスピアシアター創立に参加。1985年、『乱』(黒澤明監督)で映画デビュー。以降、数多くの映画に出演。個性的なキャラクターを生かし、CMやドラマでも活躍。近年では米国、韓国、香港などの海外作品への出演も多い。出演映画『星屑の町』(水谷龍二原作・杉山泰一監督)が、2020年春全国ロードショー
(週刊FLASH 2019年12月24日号)