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秘蔵カラー写真で見る「60年前の日本」赤坂・六本木

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.19 11:00 最終更新日:2020.01.19 11:00

 1956年3月、駐留米軍の軍属として初来日したJ・ウォーリー・ヒギンズ氏は、日本人女性と結婚後、国鉄の国際部の仕事を手伝うようになった。

 

 鉄道好きだったヒギンズ氏は、以後、趣味と実益を兼ねて日本中を旅し、当時貴重だったカラーフィルムで、鉄道写真を中心とした日本の風景を撮り続けた。その貴重な写真を、順次公開していく。

 

 

 

秘蔵カラー写真で見る「60年前の日本」赤坂・六本木

■赤坂見附(港区)1964年2月2日

 

 1964年の東京オリンピックを前に、東京の街は大きく変わった。この写真の頭上は建設中の首都高新宿線だ。新幹線だけでなく、首都高、そして羽田空港へのモノレール建設も、ちょうどオリンピックにタイミングを合わせた。

 

■六本木交差点(港区)1964年10月2日

 

 そんな首都高が空を隠す前の六本木だ。三菱銀行の奥の丸い屋根が俳優座。写っているのは、六本木通りと外苑東通りの交差点を曲がる都電9系統である。


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