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秘蔵カラー写真で見る「60年前の日本」東海地方

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.07 11:00 最終更新日:2020.02.07 11:00

 

 1956年3月、駐留米軍の軍属として初来日したJ・ウォーリー・ヒギンズ氏は、日本人女性と結婚後、国鉄の国際部の仕事を手伝うようになった。

 

 鉄道好きだったヒギンズ氏は、以後、趣味と実益を兼ねて日本中を旅し、当時貴重だったカラーフィルムで、鉄道写真を中心とした日本の風景を撮り続けた。その貴重な写真を、順次公開していく。

 

 

 

秘蔵カラー写真で見る「60年前の日本」東海地方

広小路通(愛知県名古屋市)1957年4月8日

 

 1964年の東京オリンピックを前に、日本の街の風景は大きく変わった。変化したのは、決して東京だけではなかったのだ。写真には、第一證券、東京生命、日本興業銀行、三菱信託銀行など、金融機関が立ち並ぶ。

 

徹明町の交差点(岐阜県岐阜市)1958年9月20日

 

 車が四方から来ては四方へと散っていく。この交差点は乗り換える人、降りる人でいつも賑やかで慌ただしかった。左の電車はここから右に曲がって岐阜駅前へと向かう。交差点の四輪の電車の向こうには、関や美濃方面へ向かう電車が小さく写っている。

 

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