1足買って10万円の儲けも…「スニーカー」投資で資産づくり

フィリピン限定販売のコンバース「オールスター」

　投資、資産形成というと、株式や外貨、金（GOLD）などが思い浮かぶ。しかし、値上がりが見込めるものは、すべて投資の対象になる。さらにそれが趣味と直結していれば、“自分の得意分野” で勝負できるのだ。

“お宝探し” を楽しみながら資産増にもなる、「趣味投資」の世界をご紹介しよう。今回は、「スニーカー」だ。1990年代、スニーカーブームにハマった世代も、今では40代。

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「お金に余裕ができ、さらに知識もあるため、投資参入者は増えています」

　そう語るのは、スニーカーなどの売買サイト「PremaX」を運営する本橋勇氏。

「僕が履いているNIKE『SACAI BLAZER MID BLACK』は、2019年に1万6500円で発売されると、オンラインショップで即完売。今は4万円ほどになっています」

　NIKE「SACAI BLAZER MID BLACK」は、人気ブランド「sacai」とのコラボアイテム。ちなみにアディダスでは、2015年から毎年新作が発売されている「YEEZY BOOST」が、販売店舗・数量ともに限られているので注目だという。

「メーカーやショップ、スニーカー専門メディアのHPやインスタが更新される朝9時に、新商品の発売予定などをチェックして、限定品をウェブ予約。

　倍率は1000倍を超えることもありますが、月に1足当たっただけで、10万円ほど儲かることもあります。仕事の合間にチャレンジしてはいかがでしょうか」（本橋氏）

　スニーカー投資で月商350万円をあげるのが、黒崎誠氏だ。黒崎氏の顧客は、おもに中国人バイヤーだ。

「やはりナイキは、月に数回限定品を発売するので外せません。また、海外旅行のとき、現地でのみ発売されているスニーカーを買うのも、おすすめです。各国固有の型番があるので、確認すればすぐにわかります」

　たとえば、海外製のコンバース「オールスター」。ソール（靴底）などの形が、微妙に違うという。

「僕も、3カ月前、フィリピン限定のコンバースを3足購入。1足8000円が、メルカリで各1万3800円で売れましたよ！」（黒崎氏）

【「スニーカーで資産づくり」のポイント】
・狙いはやっぱり限定品
・朝9時の、メーカーやショップのHP更新をチェック
・海外モデルは日本で人気

（週刊FLASH　2020年1月28日号）