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【食堂のおばちゃんの人生相談】56歳・公務員のお悩み

ライフ・マネー 投稿日:2020.02.14 11:00FLASH編集部

 

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/白物嫌いさん(56)公務員】

 

 6年前に買った、高額のドラム式洗濯機が故障。ドラムは普通に回るのに、プラスチック部分が外れた。メーカーに電話したら、「買い換えたほうがお得」と。肝心の高性能ドラムに異常がないのに、つまらない部品の故障で買い換えるのは、納得できない。

 

 

【山口先生のお答え】

 

 大賛成です。ドラム式洗濯機って、すごく高いんですよね。十何万円もするんでしょ? 数万円の修理費で直せるというのに、丸ごと買い換えろって言うんですか? このバチ当たりが! 喝!

 

 私も洗濯機では本当にひどい目に遭いました。去年、メーカーから「点検したい」と連絡が来たんです。うちの洗濯機は何も問題がないので断ったんですが、是非にと言われて仕方なくOKしたら「排水ホースが老朽化しているから交換した方がいい」と。まあ、しょうがないから換えてもらいました。もちろん有料です。

 

 そうしたら、いきなり動かなくなっちゃったんですよ! メーカーに連絡したらすぐ修理の人が来てくれたんですが、するとどういうわけか普通に動いたんです。で、一安心したら、また動かなくなり……結局、買い換えました。

 

 もう少し様子を見ればよかったのかも知れませんが、うちみたいに要介護2の老人を抱えている家は、洗濯機が使えないと非常に困るんです。我が家はドラム式が搬入できないので安い機種ですけど、それにしても悔しいです。どこも悪くなかった洗濯機が、ひどい!

 

 メーカーの言いなりになっちゃいけません。頑張ってね!


やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。『食堂メッシタ』『食堂のおばちゃん』シリーズ、そして最新刊『夜の塩』(徳間書店)が発売中

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