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駅から歩ける「100万円以下の一戸建て」で、夢を買おう!

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.20 20:00 最終更新日:2020.02.20 20:00

駅から歩ける「100万円以下の一戸建て」で、夢を買おう!

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 100万円――。少し頑張れば手を出せる金額で、一戸建てが買えるなら……。週末別荘にするもよし、趣味の館にするもよし。買うのは家じゃない、「夢」なのだ。

 

 ここ数年、不動産価格が上昇し続けている。東京23区内の新築戸建ての平均価格は5000万円前後。中古でも首都圏では3000万円前後が相場といったところだ。だが、全国に目を向けると「100万円以内」で買える物件も多い。しかも、駅から徒歩16分圏内!

 

 

「『親が住んでいたけど空き家になった』『相続した』などの理由で、一戸建ての所有者になったはいいものの、管理に困って持て余す人も多いんです。

 

 空き家でも固定資産税はかかるし、解体するにもお金がかかる。『安い価格でもいいから、使ってくれる人に買ってほしい』というオーナーさんは多いです」

 

 そう語るのは、全国の空き家事情やリノベーションに詳しい「あきやカンパニー」代表取締役の嶋田洋平氏だ。

 

「『へんぴなところが多い』と思うかもしれませんが、住宅地だけど少し斜面地になってて車がつけにくいだけとか、ちょっとしたことで価値が下がっていたりする。不動産の価値っておもしろいんですよ」

 

 破格の値段で購入でき、そのまま住める物件もあれば、リノベーションが必要な物件もあるという。もしかすると、「安物買いの銭失い」の恐れも?

 

「業者に頼むと、お風呂の改修だけで100万円近くかかることも。なので、どうしてもできない部分だけ業者に頼み、あとはDIY的に自分たちでやる人が増えています」

 

 また自治体によっては、空き家改修の補助制度もある。新潟県上越市の場合、“市外から移住” などの条件を満たすと、リフォーム費用を上限50万円まで補助してくれる。

 

「家として “定住” するだけじゃなく、仲間と秘密基地的に共有したり、働き方改革が叫ばれる昨今では、2拠点居住のためのセカンドハウスとして購入する方も少なくないです。レストランやオーベルジュ(宿泊つきの飲食店)にする、といった使い道も多く見受けられます」

 

 夢のマイホームに、手が届かなくなりつつある時代。だが、「好きなことをしたい!」という夢は、100万円と少しの勇気で買えるのかもしれない。次のページでは、具体的に「100万円以下物件」を紹介していこう。

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