【要介護認定申請の流れ】
●ステップ1/主治医を決める
要介護認定を申請する際、意見書を書いてくれる主治医を決める必要がある。親のかかりつけの医師に連絡して、意見書を書いてもらえるかどうかを確認すべし。
とくにかかりつけの医師がいない場合は、地域包括支援センターに相談し、手続きに慣れた医師を紹介してもらう。
●ステップ2/地域包括支援センターで手続きをする
申請手続きの窓口は多くの場合、市区町村の「地域包括支援センター」となる(「高齢者総合相談センター」など自治体により名称はさまざま)。
申請の際に持参するのは「介護保険証」「認印」「マイナンバーカードorマイナンバー通知書」「主治医の氏名がわかる診察券やメモ」。
●ステップ3/訪問調査を受ける
申請後、1~2週間以内に要介護者がいる自宅や施設、病院などに調査員が来て訪問調査がおこなわれる。調査に立ち会うために、スケジュール調整を。調査後、介護認定審査会が開かれて要介護度が決まり、約1カ月で結果が郵送される。要介護度が決まった後、ケアプランを作成する。
次のページでは、訪問調査を受ける際の「6つのコツ」を紹介する。