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ポイントが「最大10%」もらえる…地方競馬はネット投票で!
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.03.14 06:00 最終更新日:2020.03.14 06:00
2月27日、JRA(日本中央競馬会)は、「新型コロナウイルスの影響で、当面の間レースを無観客で開催する」と発表した。場外馬券場も閉鎖され、馬券の購入が限られた状況になっている。
そこで注目を集めているのが、インターネット投票だ。無観客開催の初日には、JRAのネット投票サービス「即PAT」に、前年同時期の約5倍となる、約1万5000人が加入した。
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パソコンやスマホで手軽に馬券を買えるのが、ネット投票の魅力。「便利なだけでなく、お得な “裏技” もあるんです」と話すのは、ダート競馬が専門で地方競馬に詳しい、予想家のnige氏だ。
「裏技とは、『ポイント還元』です。JRAのネット投票には、ポイント還元がありません。しかし、地方競馬のネット投票サービスには、購入額の10%が還元されるレースがいくつもあるんです」
そこで、競馬歴は30年以上だが、JRAのネット投票だけを長年利用してきた本誌記者(50)が、実際に試した。まずは、どのサービスを選んだらいいのだろうか?
「私のおすすめは、『楽天競馬』です。たとえば、還元率10%のレースで馬券を1000円分購入すると、楽天のポイントが100円ぶんもらえます。これは楽天ペイでも使えるので、実質、現金をもらうのと同じです。
ほかの地方競馬のネット投票サービスである『オッズパーク』や『SPAT4』にも、ポイント還元はありますが、ある程度ポイントを貯めないと電子マネーや景品に交換できないなど、使い勝手は楽天のほうがいい。
しかも楽天ペイで支払えば、楽天競馬とは別に、楽天ペイが独自で提供しているポイント付与サービスも受けられる。つまり、ポイントの二重取りができるんです」
というわけで、「楽天競馬」に加入。すでに楽天銀行に口座を持っていたため、登録もあっさりと完了。各競馬場のライブ映像に加え、過去の映像を観ることも可能だ。高解像度なので、パドックでの馬体チェックもばっちり。
ちょうど3月5日に川崎競馬場で重賞「エンプレス杯」があり、このレースの還元率は10%。早速チャレンジした。1・2番人気の馬複(馬連)を7000円、その2頭を軸に、三連複を3通り、各1000円で計1万円也。いざ、勝負! が、2番人気の馬が4着に沈み、万事休す――。
しかし、1000円分のポイントが後日還元されるうえに、加入後に初めて1万円以上馬券を購入したことで、「スタートボーナスチャンス」として、1000ポイントをもらえることが判明。つまり、1万円負けだが、2000円分は戻ってくるということ。少しというか、かなり得してしまったのでは!?
なお、楽天競馬の還元率は、レースや競馬場によって変わり、還元を受けるにはキャンペーンへのエントリーが必要。また、馬券の種類によっては、還元を受けられないものもある。
「地方交流重賞は、ほとんどが10%の還元レース。しかも地方競馬は、平日にはナイターもおこなわれます。チャレンジする価値アリですよ」
nige氏に、地方競馬特有の狙い方を教えてもらった。
「地方競馬は、ほぼダート競馬で、枠順の有利不利が顕著です。たとえば、大井1400m、浦和1500&1600mは外枠が不利。なので、外枠で凡走した馬が、次に内枠に入って人気を落としていれば “買い” のケース。逆のパターンで、“危ない人気馬” になるケースもあります。
また、地方競馬の重賞レースは、同じ顔ぶれになることが多く配当も安いため、買い目を絞り、効率よく当てるのがポイント。初心者には、力関係がわかりやすい上級条件のレースがおすすめです」
「楽天競馬」は馬券しか買えないので、競輪やオートレースも楽しみたい人には、前出の「オッズパーク」がおすすめだ。競輪では最大3%、オートでは最大10%のポイント還元があるほか、キャンペーンの開催も多い。
また、「KEIRIN.JP」(競輪公式)、「テレボート」(競艇)などでもネット投票が可能となっており、その多くでポイント還元やキャッシュバックがある。
コロナに負けず、お得にギャンブルを楽しもう!
(週刊FLASH 2020年3月24日号)