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電通が4位転落!交際費”絶対額”実名ランキング10
ライフFLASH編集部
記事投稿日:2012.09.27 07:00 最終更新日:2016.02.23 04:06
「昔は博多あたりにいると、お得意と『熊本行きましょうか』と夜中にタクシーを飛ばし て、高級ソープに行ったりしてたんですよね。マイアミ出張では、ふと思いついて50人乗 りくらいのクルーザー借りた記憶があります。さすがに何百万単位になって、伝票を何回 かに分けましたが(笑)」と話すのは電通に務める吉田清志氏(40代・仮名)。
かつて、ビジネスの潤滑油として、そして直接的な消費として、たしかに日本経済を支え た”接待”。しかし、30代から50代の、1都3県在住の社会人100人におこなわれた『接待 の頻度と金額に対する変化』アンケートの結果は、『減った』23人、『大幅に減った』 20人に対し、『増えた』は4人。『大幅に増えた』はゼロというものだった。
また、リ ーマン・ショック以前と以降で、大手企業の交際費は変化しているという。
「この会社、上場とリーマン・ショックで変わりました。銀座のブークラ(クラブ)でも 1人にお姉ちゃんを3人とか4人つけていたのが、いまは12万円の領収書出したら局長に 怒られたなんてね。なにしろ、電通からタク券(タクシー券)がなくなったんですよ。経 費も事前申請。まあ申請すれば通るんですけど(笑)。通し方を知らないペーペーは、自腹かぶってカードローンに手を出しているやつが結構多いらしいですよ」(吉田氏)
じつは、大企業ほど不況のあおりを受けているという交際費。大企業は接待費を損金、つ まり経費にすることができないため、接待費には約3割の法人税がかかってくるのだ。そ んななか、有名企業の交際費“絶対額”トップ10を公開!’08年時点では33億2100万円だった 電通は大幅減額で4位に転落していた。
1位【三菱商事】30億3500万円(’11年接待費以下同)
2位【三井物産】22億6600万円
3位【野村證券】22億3800万円
4位【電通】20億7500万円
5位【住友商事】16億2100万円
6位【丸紅】15億1300万円
7位【きんでん】14億7000万円
8位【清水建設】11億6800万円
9位【大和ハウス工業】11億3900万円
10位【積水ハウス】10億7900万円
接待はビジネスを円滑にし、景気対策にもなる!?
(週刊FLASH 2012年10月9日号)