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サラリーマンの味方・立ち食いそば 芸能人が通うお忍び名店

ライフFLASH編集部
記事投稿日:2012.11.29 07:00 最終更新日:2016.02.23 04:20

 東京でも木枯らし1号が吹いた。サラリーマンの味方「立ち食いそば」が恋しい季節。意外にも、芸能界にはコアなファンが多いという。「立ち食いそば」に命をかける達人に「本当は紹介したくない」美味い名店を紹介してもらった。

 

「立ち食いそば」DVDまで出した下町通・なぎら健壱(60)さんがまず教えてくれたのが、東京・神田にある『かめや神田東口店』だ。

 

「この店では出汁をその都度取っているし、そばも茹で置きしないからコシがある。早くて美味いが鉄則。お客さんは見抜くんだね」

 

 さらに、東京・牛込柳町にある『白河そば』ではカレーそばが絶品だという。

 

「普通なら出汁がカレーに負けちゃうんだけど、ここではちゃんとバランスが取れている」と語るなぎらさん。東京・京橋の『恵み屋』もオススメだという。

 

「最上級のそばの実を使った十割そばを、立ち食いで味わえる。風味を生かすため前の日に挽いたそば粉を使用するなど、とことん麺にこだわっているんだ」

 

 なぎらさんは、名店かどうかを見分ける際に見ているポイントがある。

 

「かき揚げを食べればその店の技量がわかるんだ。サクッとした歯ごたえ、油の善し悪し、そして具材。かき揚げはなかなかごまかせないんだよね」 お次は、「立ち食いそばを食べていて親父の死に目にあえなかった」というほどの山口良一さん(57)。

 

 40年以上さまざまな店をめぐり歩いているという山口さんがまずオススメするのは、東京・高田馬場にある『幸寿司』だ。夜間は寿司屋、朝昼は立ち食いそばとして長年営業を続けている。

 

「お揚げの味が好きですね。麺の量もちょうどいい」

 

 東京・池袋の『君塚』には、メニューがなんと30種類以上ある。

 

「夜食として食べるときは体のことを考えてわかめを入れたりします。メニューが多くて飽きない店です」と山口さんは言う。最後は、東京・鶯谷の『本格石臼そば 本陣』だ。普通盛りで麺250グラムあるボリューム。オリジナル豚そばが人気とのこと。

 

「ここは石臼で毎日、そばを挽いているんです。量もものすごいですよ」

 

(週刊FLASH12月11日号)

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