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超きれい&いつでも空いてる”意外と穴場”な「駅トイレ」
ライフFLASH編集部
記事投稿日:2013.01.17 07:00 最終更新日:2016.03.03 22:50
ひと昔前、駅のトイレといえば『汚い』『臭い』『紙が設置されていない』、そして『怖い』。どうしても……という緊急のときでない限り、使いたくない!というのが本音だったのではないだろうか。 しかし、最近では、そんなイメージを覆す駅トイレが続々と誕生している。汚くない、というレベルにとどまらず、より快適性を追求したトイレも増えているのだ。
ウォシュレットの導入に積極的なのは相鉄線(相模鉄道)だ。横浜駅(1階改札口内)のトイレは、5台すべてがウォシュレットつきで、バリアフリーのリモコン仕様。改札内に1カ所しかないため、使用頻度は非常に高いが、そのぶん、掃除は行き届いており超きれいだ。 東京メトロも力を入れている。
ただ器具を新しくするという改装ではなく、さらなる快適空間の実現を目指している。一例を挙げると、おすすめなのが九段下駅(5番出入口付近地下2階改札外)のトイレ。改装前は入口に階段があったり、和式しかなかったりと少し不便だったが、モザイクタイルでシックで落ち着いた空間に生まれ変わった。
洋式個室の1室はスペースが広くとられており、自動ドアの扉、オストメイト対応設備(人工肛門などの洗浄設備)の設置と、簡易多機能仕様とユニバーサルデザインになっている。 比較的遅れがちなJRは、駅の絶対数が多いということもあるが、ぜひこの流れに乗ってほしいもの。
だがJRで、ぜひ覚えておいてほしいのが新宿駅(新南口改札内)のトイレ。このトイレは大型駅でも”ココなら空いている!”と評判の穴場トイレなのだ。そのほかに、新橋駅(汐留口改札内地下2階)、水道橋駅(東口改札内)、東京駅(八重洲地下中央口改札内)も穴場のトイレとなっている。
2000年代後半から、各線の改装ラッシュが続く駅トイレ。通勤やレジャーの途中、慌てて駆け込んでただ用をたすだけでなく、ほっと一息つける自分だけの空間がきっと見つかるはずだ。
(週刊FLASH 2013年1月29日号)