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マンガ家・山田玲司が直撃ルポ「女子大生がオジサンと付き合う理由」

ライフFLASH編集部
記事投稿日:2014.03.27 07:00 最終更新日:2016.03.03 23:02

「嫌うどころか、ウエルカムですね。私の友人なんか、50歳くらいのオジサンが校門近くまでベンツで迎えに来ましたけど、『いいなー』って言ってるコのほうが多いですよ」と話すのは、D大学に通う現役4年の女子大生(22)。

 

 少し前なら“キモい”とひとくくりにされ、目も向けられなかったオジサンたちの人気が20代の女のコの間で急上昇。避けるどころか、もてはやされ、“ゆとり世代”女子の間で奪い合いになっているという。

 

 代表作『Bバージン』『アリエネ』をはじめ、“恋愛コメディマンガ”の旗手として活躍するマンガ家の山田玲司(48)が取材で培った人脈を生かし、現役女子大生を直撃取材。

 

 座談会に参加してくれたのはK大生(22)、T音大生(20)、C大生(22)、D大生(22)、M美大生(22)の5人。

 

K大「私の周りも結構多いんだけど、彼氏がオジサンって人、案外いるよね」

 

C大「うちのは49歳。私はときどき“ん!?”って感じで見られることあるけど、気にならないかな。いいクルマに乗って、ホテルのレストランで食事して、そのまま部屋へ上がって、エステまで行って。オバサンに嫌な顔されても『だから?』って感じ」

 

M美大「私の彼は今年41歳なんだけど、うちの彼は見た目が若くて、一緒に歩いてても違和感ないから全然OK」

 

C大「彼のカード1枚もらってるとすごく安心。でも使うといろいろ聞かれてめんどいからほとんど使わない」

 

K大「お金の面ではうらやましいな。同世代とつき合ってると割り勘が当たり前だから、たまに『いいよ』ってスマートに言われちゃうと、それだけでちょっと見た目変わっちゃう」

 

T音大「私はお酒が好きなんで、おごってもらえるなら年齢も見た目も気にしないかな。雰囲気がよければ、その先もありって感じ」

 

 女子大生とオジサンは、いったいどこで出会うのか。

 

M美大「私はバイト先の社員さん。バイト始めて半年後くらいに、お互いノリでつき合ったって感じで、だから3年もつき合ってビックリです」

 

D大「私もバイト先。病院の受付してたときに外科に入院してた42歳の患者さんが声かけてきて…」

 

C大「私なんか前彼の父親だからね。うちのパパと1歳しか違わない。しかももう終わったけど、別の44歳のオジサンと二股してた時期まであるし」

 

 オジサンへの“不満”は?

 

M美大「パチンコで私を待たせるとか、ゲームに夢中になって話聞いてくれないとかは不満です」

 

C大「それは大事にされてないよ。私はやっぱり時間かな。仕事が忙しい人だし、土日は向こうの家庭奉仕だから、どんなに一緒に行きたいライブとか会っても絶対誘えないし」

 

M美大「私は加齢臭がダメ。たばこ臭いし、ラブホでも必ず最初にシャワー浴びてもらう」

 

T音大「私は男の人の匂いすきだな。汗の匂いも嫌いじゃない」

 

「草食化した同世代の男たちに囲まれ、若い女のコの選択肢は『年上』しかなくなってしまった、というのが本当のところでしょう。ポイントはコミュニケーションスキルの高さと、包容力。つまり女のコと会話できない若者から『話ができるオジサン』に、彼女たちは甘える以外ないというのが本音なのでは」(山田)

 

(週刊FLASH 2014年4月8日号)

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