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【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】ハートマークのコミミ
ライフFLASH編集部
記事投稿日:2017.07.08 11:00 最終更新日:2017.07.08 11:00
西日本最高峰の石鎚山をはじめ、名勝が多い愛媛県の久万高原町。観光の中心となっている久万町商店街にあるのが、ギャラリーカフェ「KIKUJIRO」だ。ここで暮らしているコミミの自慢は、体の右側にある大きなハートマーク!
お店のオーナーで飼い主の冨岡良子さんがコミミと出会ったのは、2015年5月。彫刻家の友人が家族でドライブ中に、段ボールの中に入った4匹の子ねこを見つけて保護した。コミミは、そのなかの1匹だった。
「最初は引き取る気はなかったんです。でも当時、生後40日くらいで。見に行ったら、あまりの可愛さに一目惚れしてしまったんです(笑)」(冨岡さん・以下同)
コミミと出会う前も、お遍路さんが旅の途中で見つけて保護したねこなどを預かり、飼い主探しを経験したことがあるという冨岡さん。いつかは自分もねこを飼いたいと思っていたそうで、幼いコミミを見た瞬間、「運命的なものを感じた」と笑う。
店内は絵画や陶器、彫刻などの芸術作品が飾られ、静かな音楽が流れる、ゆったりとした雰囲気。そんな空間でお客とともに過ごすのが、コミミも大好きなのだ。
「お客さんからは『こんなきれいなハート模様は、なかなかない』と、よく驚かれます。体の反対側には、大中小の水玉模様が3つ並んでいて、こちらも珍しいって言われるんです」
模様の愛らしさもあってか、コミミは商店街全体のアイドル的存在。ねこにしては珍しくお風呂に入るのが大好きで、月に2回は冨岡さんと一緒に入浴するそうだ。
「私がシャワーを浴びていると、いつも『入れて~』と扉の前で鳴くんです。熱めのお湯が好きで、浴びているとすごくリラックスして気持ちよさそうにするんです」
きれい好きの性格が、美しいハートマークを維持する秘訣なのだ。
(週刊FLASH 2017年3月28日号)