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安倍首相が舌鼓を打った「庶民派レストラン」深イイ話!

ライフ 投稿日:2016.04.18 12:35FLASH編集部

安倍首相が舌鼓を打った「庶民派レストラン」深イイ話!

「うまいぞお」は10年来のお気に入り

 

 新聞の片隅に掲載されている「首相動静」を見ると、安倍首相がどの店で誰と食事したかがわかる。連日の高級料亭通いかと思いきや、意外と庶民的な食生活も送っている。そこで、「食べログ」ではわからないメニューと、本誌が聞き出した首相の〝深イイ話〟をお届けしよう。

 

 乃木坂(東京都港区)にある「うまいぞお」 は10年来のお気に入りの創作料理の店。

 

 直近では昨年3月19日の田中隆之読売新聞政治部長らとの会食に利用しているが、母校の同窓会や、総理再就任前には母親の洋子さんの誕生日会を催すなど、プライベートで頻繁に訪れていたという。

 

「個室の座敷席に座りますが、貸し切りにはしていないようで す。トイレで個室から出られるときに思わず黙礼したら、手を 上げて応えてくれました」(常連客)

 

 総理お気に入りのメニューは、かに味噌コロッケ(700円)、 高座豚メンチ(900円)、江戸前ピザ(950円)など。  東京都墨田区にある「イーグル」。

 

 2013年6月8日、安倍晋三総理は東向島の町工場などを視察後、地元選出の松島みどり議員に案内されて、この店を訪れた。

 

「総理が召し上がったのは、肉野菜炒め定食(750円)ととんかつ定食(800円)、そしてかつサンド(600円)と、ミックスサンド(500円)です。とくに肉野菜炒め定食は『生まれて初めて食べた味です』と気に入られ、おかわりをされました」(ご主人の小野和幸さん)

 

 どれもボリューム満点だが、肉野菜炒め定食は味噌と春菊がスパイスとなり、箸が進む。ご主人は気さくな人柄の総理のファ ンになり、ミックスサンドを「アベノミックスサンド」 とメニュー 名を変えたという。

 

 東京都新宿区にある「厳選和牛 龍月園」。店構えは高級焼き肉店。ただ、ランチはキムチ・ライスつきの豆腐チゲ鍋(850円)、焼肉ランチ(1000円)などリーズナブルだ。

 

 もっとも、常連の総理が訪れるのは、もっぱら夜。

 

「お客様にサインをしてくださったとき、お帰りの車から電話で『〝様〟を書き忘れた気がするので、明日、書き直したものをお店にお届けします』と。実際は書き忘れてなどいなかったんですが、翌日、毛筆の立派な色紙が届きました」(女将の金田秀子さん)

 

 タンやミノなど、内臓系がお好みメニュー。「総理と同じものを」と注文すると…。出てきたのは特選牛黒タン(2700円)!

 

 地元の県職員と訪れる気のおけない店が「福の花」だ。

 

 山口県産の食材にこだわる居酒屋チェーンだが、安倍首相は2013年3月7日に市ヶ谷九段店、昨年6月12日に溜池山王店 に、いずれも山口県の職員と訪れている。

 

「総理になる前から、昭恵夫人とも、プライベートで何度もいらしてくださっています。溜池山王店はオープンのとき、お花をいただきました」(同店)

 

 総理のオーダーは、山口三昧コース(5000円/2時間飲み放題)。河豚たたき、瓦そばなど山口の味を堪能できる。  本誌記者が訪れたときは、土砂降りの雨にもかかわらずほぼ満席。しかも、学生風の団体客やカップル客の姿もちらほら。そんなお店で夫婦同伴とは、意外や意外、だ。

 

 最後に大阪を代表して、昨年9月4日に訪れた「かき鐵」をご紹介。オーナーは第1次安倍内閣で国土交通大臣を務めた故冬柴鐵三氏の次男・大さんだ。

 

「事前に店内の見取り図やメニューを官邸のほうに送り、席順も決まっていたのですが、総理は私と母に『どうぞこちらへ』と。父と総理が訪中して、乾杯の挨拶のとき父が『僕が飲んであげる』と、総理に代わってお酒を一気飲みしたそうです。 『それがとても助かった』と言ってくださいました(笑)」

 

「父も私もカキが大好きだった」と昨年3月に開店。総理は「かきの塩バターラーメン」(929円)、「カキフライ(2個)」(734円)、「カキのセイロ飯」(1人前540円)などに舌鼓を打ったという。

 

 意外と手の届く、充実の〝総理めし〟でした!

 

(週刊FLASH 2016年3月15日号)

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