「レズビアン風俗」に学ぶ「女性の身も心も開放する」技術

写真：渡辺正和/アフロ

　女が女を悦（よろこ）ばせる……。そんな「レズビアン風俗」がいま、都内を中心に急増しているのをご存じだろうか？　しかも客は、純粋なレズビアンばかりではない。男性を性対象とする「ストレート」の女性の来店が、半分ほどを占めている。

　彼女たちが女性とのSEXを求める理由はひとつ。

「男の独りよがりなSEXに幻滅したから」

　男性との行為に満足できない女性が安らぎと快感を求め「レズ風俗」に殺到しているのだ。これを機に身勝手さを反省し、「レズ風俗」のテクニックを明日以降のSEXに生かそう。

●女性は１週間前からSEXするつもりでいる

　ときには「いますぐヤリたい！」という欲望をこらえることも重要だ。レズ風俗を利用する女性客は、数週間前から予約をする人がほとんど。男性の性欲が突発的なのに対し、女性は時間をかけてSEXに備える傾向があるので、突然の流れで誘うのはＮＧ。

●会話こそ最重要前戯。そこから彼女の求めるSEXを見極めよ

　彼女がどんなSEXが好きか？　それを見極めるのに役立つのが「会話」。たとえば、少女漫画好きで女子力が高いコは、ロマンチストで、ドラマチックなSEXが好き。逆に、ラブホテルのテレビに流れるＡＶに興味を示す女性は、性的に冒険したいタイプ。面倒だと思わず、じっくり話を聞けば女性のタイプを見極めるヒントが見つかるはずだ。

●シャワータイムは手で体を洗い、絶対に離れないこと

　入浴タイムで気を抜かなければ、女性の気分をより高められる。ポイントは、シャワーを浴びるとき、体を密着させること。タオルなどを使わず、泡をたっぷりつけた素手で相手を洗ってあげれば、泡の柔らかさで敏感なところもさわることができる。丁寧な入浴で女性の感度を高めてあげよう。

●「あすなろ抱き」に賞味期限はなし！

　ベッドに移り、いよいよという段になってもまだ、緊張している……。そんなときに効果的なのが「あすなろ抱き」。ドラマ『あすなろ白書』が由来の後ろからの抱きしめだ。包み込まれるような体勢が相手に安心感を与え、緊張をほぐす効果がある。手をつなぐなどのふれ合いもしやすい。表情が柔らかくなったら、徐々にボディタッチに移行せよ！

●唇、太腿、ビール腹……豊満なオヤジの肉体こそ有利

「愛撫は手でするもの」では女性は満足しない。じつは、指先や手のひらは体のなかでも硬い部分。硬いものでさわられると緊張してしまい、せっかくの敏感な場所も感じにくくなってしまう場合があるのだ。そこで役立つのが、お腹や太腿など、男でも体の柔らかい部分。「あすなろ抱き」と同じ要領で体を密着させると、女性は緊張せず、敏感になっていくのだ。また、女性の体を舐める際は唇の内側で優しく撫でるようにするのが効果的。

●「しゃべり続けた者勝ち」と心得よ

「男は黙って……」と寡黙な男性を演じるのは、ベッドの上では逆効果。近くで見て、キレイだと思ったポイントを言ってあげると女性は喜び、自信がついて開放的になるのだ。「髪がキレイだね」「肌がツルツルで気持ちいい」など、気がついたところは褒め倒せ！

●おっぱいを「嚙む＆つねる」は、AVだけのフィクションだ

　おっぱいを激しく攻めるＡＶの場面を再現したい欲望は心にしまっておこう。女性は敏感なので、さわるときは基本的にソフトが重要だ。まずはフェザータッチで、「くすぐったい」と「気持ちいい」の間を行き来させ、警戒心を取り除く。そして乳房全体を唇などで愛撫して焦らしつつ、乳首のような敏感な部分に少しずつ移動していく。これが女性の感度を上げる黄金法則なのである！

●指先は凶器！　もしクリに触れるならローション必須

　前述のように、指先は男性が想像している以上に硬い部位。とくに敏感なクリトリスに触れる場合は、痛くないようローションを使うのが◎。ローションの滑りで「くすぐったいのでは？」と思うくらいにクチュクチュと動かせば、挿入なしでイかせることができるかもしれない。ちなみに、自然に露出していないクリトリスを無理に剝くのは、痛みをともなう場合が多いので、求められない限りはやめておくのが無難だ。

●潮を吹きたい女はいない！

　女性の気持ちよさを「潮吹き」で測っているなら、大間違い。個人差もあるが、慣れていない女性にとって潮吹きは、必ずしも気持ちいいわけではない。それどころか、激しくかき回されて「痛い」と感じることだってある。

●オモチャは、「１に小ささ、２にかわいさ」である

「恥ずかしいけれど、興味がある……」。そんな態度なら、求められるまで焦らして、オモチャを使うのはＯＫ。ただセレクトは慎重に。女性が使ってみたくなるのは、小さくて痛くなさそうなもの。大きいものや見た目がゴツいものは、怖がってしまう。色も黒などは避け、ピンクや透明を選ぶと「使ってほしい」という言葉が聞けるかも。

（週刊FLASH 2016年8月9日号）