【どぶろっくエロトーク】乱気流のような腰つきで「オチ●チンプリ～ズ」

森　この夏、お盆の帰省とか家族旅行なんかで、飛行機を利用した人も多いんだろうね。

江口　そして、お父さんは愛する妻子が隣にいるというのに、ＣＡさんの魅力的な制服姿を見て、あらぬ妄想をしたんだろうねッ！

森　ど、どうして怒ってる？

江口　スマン、思い出したら興奮しちまった。鉄の塊が空を飛ぶ恐怖をだいぶ和らげてくれる、ＣＡさんの笑顔とフェロモン！

森　オレ、旅客機の荷物棚をあの位置に設計した人がめっちゃエロいと思うんだ。座席から見る角度と距離が絶妙で、背伸びしてチェックするＣＡさんの体のラインがググッと間近に迫ってくる。

江口　離陸前のバタバタしてるとき通路側の席に座ってると、客に進路を譲るために、ＣＡさんが自分と前の座席の間に入ってくることがあるだろ。いきなりムチッと肉感的な下半身が目の前に！

森　あるある。何だこのステキなサービスは？　って思うもん。

江口　通路側だと肘掛けに腕をのせてるだけで、ヒップや下腹部にムニュッと当たっちゃったりな。

森　ま、男としちゃ、窓際より通路側の席を選んだほうが、エッチな不可抗力が期待できると（笑）。

江口　下着を穿き忘れてノーパンで仕事してるＣＡさんが、エアポケットでグラッとして、前に乗っかってくる可能性があるのも通路側だしな。そうなると、もう、ニュルッと入っちゃうから。

森　……そんなことあるわけないけど、救命胴衣の説明で、「フッ、フッ」ってノズルに息を吹き込む表情、口元は近くで鑑賞できる。

江口　いざというとき説明だけじゃ不安なんで、「ボクにもやらせてください」ってお願いすれば、間接キッスできるんじゃないか。

森　多感な中学生か（笑）。

江口　そうそう、中学生のときの好きな女子みたいに、オレたちってＣＡさんに対してビビりすぎなんだよ。じつは彼女たち、いつも客にサービスしてばかりだから、たまには自分がエッチなサービスをしてほしいって思ってるはず。

森　まあ……オレたちが考えてる以上に出会いが少なくて、羽田空港に近い天空橋や蒲田の飲み屋さんにいる美人グループは、ほぼＣＡさんだという情報もあるからね。

江口　めっちゃピンポイントだな。じゃ、そのへんで片っぱしからナンパして、「やらせてください」ってお願いすれば、情熱的な夜のフライトも夢じゃないってわけだ。

森　蒲田のフーゾクに「不時着」するのが関の山だと思うよ（笑）。

＜プロフィル＞
　江口直人（えぐちなおと）、森慎太郎（もりしんたろう）。保育園から大学まで一緒の二人が、2004年に結成。現在は６人組バンド「どぶろっかーず」としても活動中。CDアルバム『もしかしてだけど、バンドアルバム』（テイチクレコード）発売中

取材・文／イズミエゴタ（官能作家）、イラスト／東 克美