矢沢ようこ「男性経験もほとんどないままAVに出演した」

　矢沢ようこさんはバラエティ番組にレギュラー出演し、大ブレイクした女優だ。現在、ロック座所属の踊り子として活動している。

「デビュー当時は女子大生。スカウトされて男性経験もほとんどないまま、好奇心でこの仕事を始めました。

　当時私がもらえるAVの出演料は1本100万円に届かないくらいで、雑誌グラビアなら10万円とか。

　ただテレビ出演料はバイト代程度でした。ストリップという言葉の意味さえ知らない私が舞台に立つことになったのも、番組で『矢沢ようこストリップへの道……』なんて企画をやらされたからなんです」

　現在アラフォーで独身の矢沢さん。

「AVでするセックスって、ある種、擬似恋愛なんです。

　だからその感覚がプライベートでもたまに出てきて、『今この人に抱かれてる私って矢沢ようこ？それとも本名の私！？』なんて感覚に陥って……。

　それを相手に理解されず、うまくいかないことが多いんです」

　6年間の休業を経て、2009年からストリップに復帰。

「矢沢ようこは破天荒でカッコよくて憧れの存在。本名の自分は臆病で引っ込み思案だけど頑固。この2人は夫婦みたいなものだから、一生引退はできないかもしれないですね」

やざわようこ　1977年1月5日生まれ　『ギルガメッシュないと』（テレビ東京系）にレギュラー出演し、お茶の間でも大人気に。2009年からストリッパーとして活動中

取材・撮影協力・横浜ロック座

（週刊FLASH 2016年10月25日号）