空前の大ブーム「横丁飲み」。オヤジがくだを巻いている
かつての面影はなく、いまや女性が集う華やかな空間となっているのだ。食べて、飲んで、楽しんで、かつ出会いも探せる「一石四鳥」の新スポット。
写写丸が潜入して、美女たちのホロ酔い本音を聞き出してきました!
会社員の美咲さん(23)が言う。
「会社の女の先輩と行ったのが横丁デビューだったんです。初めてなので雰囲気を味わえることができればいいなと思っていて、なんとなく私たちの隣があいてる席で飲んでいたんです。
そうしていると、席がなくてウロウロしている男性に何組か声をかけられました。ナンパっぽいし断わりにくそうにしてたら、近くの席のオジサンが『俺たち一緒なの』って言ってくれて。そうしたら、ナンパっぽい声かけもなくなったんですね。
彼は48歳で、気遣いのできる男性は素敵だなって思いました。その後、その人たちと一緒に飲むことになり話をしていたら、出身地が一緒で意気投合したんです。
初めはLINEを交換して、そのまま帰ろうってなりました。でも、一人の男性から『よかったら2人だけで飲まない?』と連絡がきたんです。
一緒にいた先輩も用事ができたらしくて駅で別れたんです。だから、私は近くのバーでさっきの男性と待ち合わせして、
2人で飲んでいました。
そのうちに電車もなくなり『ホテル行っちゃう?』」って聞かれたので、そのままついて行っちゃいました。翌日、先輩ももう一人の男性の家に行ったことを聞きました(笑)。そんな私たち4人はまた横丁で飲む約束をしてるんです」
不動産業界で働く江里奈さん(24)は、数カ月前に別れた45歳の元カレと、横丁で知り合ったという。
「女友達と仕事終わりに2人で飲みに来て、横に座っていたのがその元彼。席の距離が近くて、頼んだバーニャカウダを見て『美味しいですか?』と、声をかけられたのがきっかけなんです。
私は男性経験が少なくて人見知りだし、もともと奥手な性格
なので、自分からアプローチするのが小さいころから苦手でした。
彼は私と真逆で、少し強引なところにどんどん惹かれていったし、どこか憧れていた部分もあったんだと思います。デートしているときに人前でチュウしてきたり、手をつないだりイチャイチャするのが好きな人で、何もかもが初体験だったなぁ。
チュウやエッチは誰とでもしたいわけじゃなくて、やっぱり好きな人とだけしたいから、また彼氏が見つかるといいですね」
アパレルで働く紗菜さん(27)はどうか。
「昔からイケメンとガリガリな男性は苦手で、どちらかというとお腹が出ている癒やし系な人がタイプなんです。なかなかそういう人と出会うことがなく、友達に相談したら『横丁に行ったらそういう人もいるよ?』と言われたので、騙されたと思って行きました。
でも、そこで本当にぽっちゃりの彼を発見したんです。たまたま彼の隣があいたので、わざと挨拶しながら座り、猛アピールしました。彼は42歳だったんですけど、私の押しに負けたのか、2人でお店を抜け出すことになりました。
ラブホに着いて服を脱がせても好みの体型だったので、テンションは上がりまくりです(笑)。SEXは久しぶりだったんですけど、酔っぱらってたからノーマルなことしかしてないです。
でも、男性とお風呂に入る機会なんてなかなかないし、自宅のお風呂は狭いし。久しぶりのラブホもいいなって思いながら、気づけば寝ちゃってたんです。
朝、起きたら誰もいなくて置き去り状態。夢だったのかなと思ったらテーブルに手帳を破った紙のメモなんです。見てみると、彼の名前と電話番号が書いてありました。
最近の連絡先交換はスマホで直接やってしまうから、こういう手紙は学生時代以来でキュンとしてしまいました。それから連絡すると『連絡こないかと思った』と言われました。今週、また会う約束をしています」
横丁飲みには、新しい出会いが待っている!
(週刊FLASH 2016年10月11日号)