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沙羅樹「初めて会った村西とおる監督には後光が差していた」
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2016.11.19 20:00 最終更新日:2016.11.19 20:00
アダルト業界のレジェンド監督・村西とおるの専属女優第一号として人気を博した沙羅樹さんがデビュー当時を振り返る。
「初めて村西監督に会ったのは、渋谷の喫茶店。マネージャーにギャラをもらうために会いに行ったんです。監督が同じ事務所のコを面接していたのを遠くの席で待っていたのですが、最後に声をかけられて、少しだけ会話をしました。『僕と一緒に仕事をしましょう』と言われて、気づいたら『はい』と答えていたんです。断わることもできたけど、監督に後光が差しているように感じたんですよね」
デビューした彼女には、村西監督の鉄の掟が課せられた。
「まず、自分のセックスしているビデオを見ないこと。ビデオを見て、可愛く見せようとして直すとリアリティがなくなるか
ら。
次に、ほかの女優のビデオ、グラビア、インタビュー記事でさえも見ないこと。人に影響されると不自然になるから。
あとは、一日の行動をマネージャーと監督に逐一報告すること。誰と会ったとか、家に戻ったとか、細かく報告していました。
恋人もつくりませんでした。『一流になって、一流の男をつかまえろ』と言われていましたから。ウソをついても見抜かれてしまいそうだから素直に守っていました」
彼女はアダルト業界のスターでありながら限りなく貞淑であったのだ。
「村西監督のところでしか撮ったことがなかったから、ほかのメーカーで初めて撮ったときには苦労しましたね。台本なんてものを知らないから、セリフが苦手だった。気がつくと棒読みになっちゃっているんですよね(笑)」
P R O F I L E
さらいつき 48歳 1968年3月7日生まれ 東京都出身 T162・B83W58H86 1986年に『SEXサバイバルゲーム』(クリスタル映像)でデビュー。人気女優として活躍するも、一時引退。2006年に本誌で復活グラビアを披露した。今年がデビュー30周年の年である
(週刊FLASH 2016年10月25日号)