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【AV嬢対談】小室友里&瞳リョウが禁断のギャラを明かす
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2016.11.20 20:00 最終更新日:2016.11.20 20:00
1990年代後半、それまでのAVの流通市場であった「レンタル」に加え、「セルビデオ」が台頭、巨大市場へと発展していった。その混沌時代のトップ女優、小室友里と瞳リョウが当時の業界秘話を語る。
瞳「デビューの理由は公式には『20代のうちにヌードを世に残したかった』と言ってきたけど、じつは家庭の事情……ハッキリ言ってしまえば、お金が動機かな」
小室「私は先にグラビアでデビューして、セミからランジェリーと進んでいって、その延長線上にあったのがAVだった。人に撮られるのが楽しくなってましたね」
瞳「当時は『黒髪ロングじゃなきゃダメ』という風潮でしたけど、映画『レオン』のマチルダに憧れて、事務所にも黙って勝手に金髪ショートにしちゃいました」
小室「デビュー時はロングだったのに、いきなりキャラが変わったから、事務所の売り出し方だと思ってた」
深夜番組や雑誌のグラビア出演と人気が出るとリスクも背負うことに。
小室「地元に帰ったときに『一発ヤラせて』って言われたぐらいかなぁ。この程度は挨拶みたいなもんですよ」
瞳「『ギルガメ』を観た父が『お前、水着で歌ってただろ』って電話かかってきて。その後結局バレて何年か絶縁されました」
そして話題はギャラの話に……。
小室「私は話せますよ(笑)。1本100万円でした。ほかの女優さんに比べると安かったはずですよ。その代わり、みんな1年くらいで引退するなか、3年半と息が長かった」
瞳「私も最初の事務所は同じで1本100万円。マネージャーが『君はギャラは折半って聞かされてるけど、正直、折半じゃないよ』と教えてくれたんです。だから、次の事務所では『デビューから育ててもらうわけではないので、取り分は6:4でお願いします』と。そこから急激にギャラが上がりました(笑)」
小室「『ギャラは安く抑えるから、その代わり、(出演)本数回してよ』って交渉しました。だから、最後まで単価も100万から70万と、30万しか下がりませんでした」
瞳「私は最後の作品が120万。あの時代は女優同士にギャラの話をさせないようにマネージャーがそばから離れなかったね。友里ちゃんのギャラ、雑誌で知ったよ(笑)」
お金の使い道は「引っ越し」「飲み代」に消えたと語る2人。お題は女子会の定番「恋愛」「結婚」へと変わる。
瞳「恋愛に対しては常に弱気ですね。『この人は私とやりたいだけなんだろうな』って、へんに構えてました。普通の人とおつき合いできるのかって悩んでます」
小室「私は一般の方としかつき合ってない。郵便局員とつき合ったりしてましたよ。リョウちゃんが本気で婚活したらすぐだよ」
瞳「じつは私、本気で結婚したい人がいて、引退したんです。結局、その人とは結婚しませんでしたけど(笑)」
レジェンドから見た最近のAVとは。
瞳「1990年代の女優さんはいろんなドラマを背負ってる人多かったよね。最近のコは『イったことがないからイってみたかった』『男優さんとやりたかった』とか不思議な動機で業界入るコが多いですね」
小室「少し恥じらいがないから、インモラルを感じないかなぁ」
レジェンドは、手厳しいのであった。
●小室友里 こむろゆり
1975年7月28日生まれ 神奈川出身 1996年デビュー。アイドル女優として人気を博し「20世紀最後のAV女優」と呼ばれ、DVD化第1号女優としても有名。引退後も女優、歌手、ライター業に加え、ラブヘルスカウンセラーとして活動中。「依頼待ってます。どこでも行きます!」。最新情報はTwitter(@yuriwan0728)にて
●瞳リョウ ひとみりょう
1975年9月21日生まれ 東京都出身 1996年デビュー。テレビ番組『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)出演、圧倒的な美乳で話題に。2013年に電撃復帰。現在はセクシー女優専門キャバクラ六本木「RedDragon」に勤務している。最新情報はTwitter(@hitomi_ryo)にて
(週刊FLASH 2016年10月25日号)