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弁護士に聞いた「風俗店に警察が!客の自分はどうなる?」
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2012.04.11 00:00 最終更新日:2016.10.12 13:47
ごくごく普通のサラリーマンも、日常生活はトラブルに溢れている。人生を一変しかねない問題となることも……。「もしもこんなとき、どうなるのか?」。間川清弁護士(33)に指南してもらった。
【風俗店でサービスを受けている最中、店に警察の捜査が。客の自分はどうなる?】
「風俗営業法は業者を処罰する法律なので、客が罰せられることは基本的にありません。ただし犯罪として立件されるとき、客は証拠の一部となるので、警察の事情聴取を受ける可能性はあります。捜査に入った時点で、現場の証拠写真を撮られたり、細かな聴取を受けることになります。もし業者が否認する場合には、法廷で恥ずかしい証言をさせられる可能性もあります」
【フラれた女性が諦められない。何度もメールや電話をしているが、ストーカーになる?】
「ストーカーの基準は被害者側の主観ですが、認められやすいのがつきまとい。家の前で待ち伏せする行為などが該当します。復縁や交際を迫る男女の争いは民事不介入につき、実際には犯罪にあたるストーカーであっても、警察の腰が重いのが現実です」
【既婚女性と不倫したら、相手の夫から慰謝料を請求された。これって認められる?】
「不倫した場合、慰謝料請求は認められます。ダブル不倫の場合、お互いに慰謝料を請求し合うこともあります。ただしダブル不倫には、夫婦間の愛情が残っている限り、解決方法があります。お互いの請求を相殺する形を取り、どちらの夫婦も慰謝料は請求しない合意書を交わします。いずれにしろ、決着がつくまで泥仕合となる覚悟が必要ですね」
(週刊FLASH 2012年4月24日号)