夜バナ
【どぶろっく時事艶談】そろそろ受験に一芸ならぬエロ芸入試を
――センター試験も終わり、受験シーズンに突入だけど、2人はちゃんと受験勉強してたの?
森 やってましたよ。一応、センター試験も受けたし。なつかしい。
江口 オレは性欲との闘いでしたね。エロい妄想が浮かんじゃうと、もう消えないから、そのたびにオナニーするしかなくって。それが日に3回、5回とやってくるんですよ。受験勉強の合間にオナニーじゃなくて、オナニーの合間に受験勉強って感じでした。
森 射精後の「賢者タイム」を最大限に利用して、入試に向けた傾向と対策を頭に叩き込んだんだね。
江口 だいたい受験生なんて箸が転んでも勃起しちゃう年頃。短時間だけど勉強に集中できる「オナニー間学習法」は素晴らしいと思うけどなぁ。眠気も吹き飛ぶし。
――じつは男だけじゃなくて、入試前は過去問とオナニーの繰り返しだったって、エッチな取材で複数の女のコに聞いたことがあるよ。
江口 成績のいい女子は、消しゴムの角がないって言いますもん。東大に合格した可愛い女のコが、「いつも自分の赤門を擦ってたおかげです」なんてインタビューに答えてたら、たまりませんね。
――ふむ、消しゴム自慰。今度、エロ小説に使わせてもらおっと。
森 浪人中の予備校生なんて、現役合格した同級生が楽しいキャンパスライフを謳歌してるのを横目で見ながら、予備校の教室にはエロ可愛い異性もいるわけで、悶々の塊なんでしょうね。
江口 少子化で生徒集めが大変な予備校としては、オプションの「隠し講座」で受験生の「性欲対策」に取り組む必要があるかもよ。
森「ええっと、今日の本番直前講座は、英語→数学→(エッチ)→日本史だったな」みたいにね。
江口 それに、AO(一芸)入試とかが、めっちゃ増えてるらしいから、突出したセックスの才能がある男子は合格、って大学が出てきてもおかしくないでしょ。
――確かに、もはやAVは立派な産業だけど、常に悩まされているのは有能な男優不足だ。勃起も射精も自由自在。爪の先まで女性を悦ばせることに長けたプロフェッショナルを養成する時期かも?
森 大学にAV男優学部ができれば、予備校も隠し講座じゃなくて、堂々とセックスを教えられるね。
江口 もちろん講師にはトップAV女優を起用。「キミ、こんな愛撫もできないの。廊下でずっと勃ってなさい」なんてスパルタ指導で、性の厳しさを教えてくれるんだ。
森 だけど面接に行ったら、オヤジ丸出しの教授がズラッと並んでて、「で、特技は何?」ときた。
江口 すかさず「この状況でも円周率を暗唱しながら、最大に勃起させることができます」と実演。
――ハイ、合格!
プロフィル:江口直人(えぐちなおと)、森慎太郎(もりしんたろう)。保育園から大学まで一緒の2人が、2004年に結成。男の妄想を軽快なメロディにのせた『もしかしてだけど』で大ブレイク。最新シングルCD『言いたい事がある』(テイチクエンタテインメント)絶賛発売中
取材・文/イズミエゴタ(官能作家)、イラスト/東 克美