【どぶろっく時事艶談】日本でやりたいぜ「エロ・カジノ」

森　ババヌキ、七並べ、スピード、大富豪（大貧民）、ポーカー、バカラ、ブラックジャック……。

江口　うちじゃ最近、家族で「神経衰弱」をやるのが楽しみだね。

森　とゆーわけで、いよいよトランプ政権がスタートしました。

江口　奥さんがめっちゃエロい。

森　結婚３回めで、子供が５人、孫が８人いるらしいけど、娘さんもめちゃくちゃセクシーだよね。

江口　エロ文化にも一家言ありそうだから、どうして日本はアメリカンポルノにモザイクをかけるんだ？　とか圧力かけてきそう。

森　ん〜、とうとう日本もポルノ解禁かぁ（笑）。それはさておき、実際のところ、トランプ大統領は日本をどう思ってるんですかね？

森　その点では、強引に「カジノ法案」を成立させた、安倍政権と気が合うかもしれませんね。

江口　建ててもらえばいいんじゃないですか、カジノつきトランプ・タワー。でも、ジャージでパチンコ行ったり、焼酎片手に場外馬券場でクダ巻いてる日本のギャンブラーは、カジノには似合わないから、客はやっぱり外国人観光客中心になるでしょうね。

森　2020年の東京五輪もあるし、どんどんお金を落としてもらって、ジャパンマネーを吸い上げようとしてるトランプさんに「吠え面」かかせてあげましょーと（笑）。

江口　どうせなら男目線のエロ・カジノにしちゃったほうが儲かるかも。ディーラーやバニーガールはもちろん、全従業員が外国人の好きそうな日本的美女というね。

森　ギラギラした男たちの視線を一身に浴びて、さらに輝くジャパンビューティ、なんちゃって。

江口　しかも、このカジノは彼女たちを見るだけじゃなく、身近に接することができるのが特徴さ。

森　ヌキ的なのはダメね。それじゃフーゾクになっちゃうから。

江口　カジノゲームの常識にとらわれず、王様ゲームやツイスターゲームを取り入れるんだよ。

森　おおっ、そりゃいいかも。

江口　さらに特別料金を払うと、ペンライトを渡されて、それがすべての女性従業員のスカートの中を覗いていいという目印なんだ。

森　な、なんてヘンタイ的な……。

江口　同じパンティを探し当てたらゲット。時間内に10組貯めることができたら、スペシャル！

森　もしかしてゲームの名前は？

江口　そう、「パンティ衰弱」。

森　そりゃ日本の男もイクーッ！

プロフィル：江口直人（えぐちなおと）、森慎太郎（もりしんたろう・左）。保育園から大学まで一緒の２人が、'04年に結成。男の妄想を軽快なメロディにのせた『もしかしてだけど』で大ブレイク。最新シングルＣＤ『言いたい事がある』（テイチクエンタテインメント）絶賛発売中

取材・文／イズミエゴタ（官能作家）、イラスト／東 克美