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女性の”絶頂”…「男が味わったらショック死」との声も

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2013.04.18 07:00 最終更新日:2016.10.12 13:39

 女性が“絶頂”を覚えるとはどういうことか――。本誌はその神秘の世界に迫ることを試みた。女性に自慰行為をしてもらい、女性が実際に“イク”ときの脳波を計測してみようというものだ。

 

「女性がオーガズムに達するというのは、局所の充血と筋肉の収縮です。最初に興奮というのがあって、次にプラトー期(平たん期)、そしてオーガズム期があって、最後に消退期がある。オーガズム期には子宮や膣周りの筋肉が0.8秒間隔で規則正しく収縮します」(成城松村クリニックの松村圭子先生)

 

 今回モデルになってくれた女性は、けいクン(25)。実験が開始され、彼女はローターをクリトリスにあてはじめた。開始28秒であえぎ声が漏れる。ただ脳波計は、緊張を示すベータ波や、集中時に出るアルファ2波、アルファ3波が高い。取材陣が見守る状況下のせいだろう。

 

 開始50秒を過ぎたころに、けいクンはいちどローターをやめて、自分の指でクリトリスを刺激しはじめる。慣れ親しんだやり方ということもあって、それまで高かったベータ波の数値が下がり、リラックス状態を示すシータ波が高くなる。再びローターを使っても、快感とリラックスを示す波はある程度の数値を維持したまま上下するように。

 

 けいクンの指の動きが激しくなった3分30秒を超えたあたりからベータ波、アルファ2波、同3波、さらにアルファ1波やシータ波までもが上がったり下がったりと変化が活発となった。

 

 するとベッド上のけいクンが「イクっ、あぁ~っ」と声を上げた。脳波は、アルファ1波の数値と、シータ波が数秒のあいだで小さな山なりの線を描いていた。開始から3分58秒である。ついに、イッたのだ。太腿あたりがときおりビクンと動くが、彼女本人は体を反らしぎみの状態で動かない。

 

 けいクンがイッたあと、脳波は、アーチファクト(筋肉の動きなどの人体的ノイズ)の影響で測定不能になる。その状態が15秒間続き、次に数値が現れはじめると、シータ波以外は沈静化。シータ波もある一定の高さを保ったまま1分近くも続いた。けいクンに声をかけると、うつろな表情で脱力したままだ。

 

「あれは快感の波が引いていくなかで、我を忘れての完全な放心状態です。この状況下ですごいですね!」と話すのは、計測を担当したセルシネ・エイム研究所の和田知浩代表。ちなみに女性がイッた際の脳波を男性が感じたらどうなるのか?

 

「快感が充満している際に出る脳波は女性の場合、すごく強いんです。男性の頭に置き換えた場合、ショック死するのではないかといわれています」(前出・松村先生)

 

(週刊 2013年FLASH4月30日号)

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