夜バナ
出会い方にお金事情…“愛人を囲う男性”にみられる共通点
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2013.08.02 07:00 最終更新日:2016.10.12 13:38
愛人。男からすると社会的成功の証しであり、女からすると妬みと蔑みの入りまじる微妙な存在である。ふだんはおおっぴらにすることが出来ないその生活を、3人の愛人経験者に語ってもらった。まずは、愛人との出会い、そして、どのようにしたら“たんなる男と女の関係”ではなく“金を貢いでくれる関係”になるのか。
くみ(25・職業はガールズバー勤務)「少し前までキャバクラで働いていたのですが、相手はそこのお客さんです。お店の先輩から心理戦を教わりました。もっとも効果が高かったのが、眉間の中央をじっと見つめて話すという方法です。人って目線が動いていると安心するらしいんですね。逆に一点を見つめられていると、『どう思っているんだろう?』と不安になり、相手のことが気になってしまうそうです。確かにこれをやると、本指名がつきやすいんですよね」
ひかる(43・過去の愛人は10人程度。子供のことを思い愛人業から足を洗った)「私はもっとストレートだったな。お金のニオイを嗅ぎつけるハンターだったんですよ。月に1億円稼ぐ人と付き合いたいなと思っていたので、お金のあるオーラには敏感でした。この人お金あると思ったら、『今度、食事に誘ってください!』とお願いするんです」
とはいっても、ただ男女として付き合うのではなく、金を出させるのである。それにはなにかしらの理由が必要なのではないか。
ひかる「お金を持っている男性って、『払うのが当たり前』という感覚なんですよね。今まで10人くらいと付き合ってきましたが、最低でも月に10万円くらいくれました。サラリーは動かせるお金が少ないから、やっぱり相手になるのは経営者ですよね」
ユミコさん(25・職業は飲食店とバーでアルバイト)も今の彼以外は、体の関係がなくてもプレゼントなどをくれる人ばかりだった。4年前にはインド土産の“ずっしり重い”24金のネックレスをプレゼントされたこともある。すぐに売ってしまったそうだが、売値で20万円したという。セックスもないのに豪勢な話である。
ひかるさんいわく、愛人を囲う人は似た部分があるという。
ひかる「女を養おうという本能が強いという印象があります。食事に行っても、女性に払わせるという感覚がなく、気づいたらいつの間にか会計が終わっているという感じ。こちらがおねだりなどする必要なんてないんです。奢ってもらおうなどという気持ちがなくても、いつの間にかどんどんとお金を使ってくれるんです」
ひかるさんが語ると、わかるわかるというように、ユミコさんが現在交際中の彼について話しはじめた。経営者の男性で、家賃30万円のマンションを用意してくれたうえ、生活費として毎月15万円のお手当てをもらっているという。
ユミコ「彼との交際は家庭を壊さないことを前提に……というのが私のなかのルール。でも彼は、もし、私との間に男の子が生まれたら奥さんと離婚して私と籍を入れるという無神経なことを言うんです。そういうことは冗談でも言わないでと言いましたが……」
万が一、子供ができたとしても、男の子かどうかわからないから、安易に妊娠に賭けることもできないという話で、3人の愛人たちは女が抱えるリスクについて、しばし話し込んでいた。やはり、堂々といられる本命の女になりたいという願望があるのだ。
ひかる「女のいちばんいい時期を奪っているという自覚が、男性にあるんですよ。ほとんどの場合、男性は自分の家庭を壊そうとは思ってないでしょ。だから女への罪悪感もあって、お金を出すんだと思う」
実際、ユミコさんも別れを覚悟するほどの激しい喧嘩をしたこともあるという。そのときに、口をついて出たのが、「失うものなんて何もないでしょ」という本音だった。数年前、親戚から「子供に悪影響がある」と生活について説教され、愛人から独り立ちをしたひかるさんはこう語る。
ひかる「家一軒くらい買えるくらい貢いでもらったんですけど、全部飲んじゃいました。でも、愛人からもらったお金は貯めちゃいけないと思う。使って人に与えたほうがいい。今は、手取りが月16万円、ボーナス36万円でなんとかやりくりしています。でも、自分で生きている実感があるし、子供に対して堂々といられる。もう、過去のような生活に戻ろうとは思わないですね」
(週刊FLASH 2013年8月13日号)