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人はなぜ脇の下に心惹かれるのか「アポクリン腺」に原因が
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2017.02.25 20:00 最終更新日:2017.02.25 20:00
ノースリーブの美人講師が髪をかき上げ、見せる“ワキチラ”。思わずそのワキにむしゃぶりつき、イチモツを押しつけて発射してしまう……。そんなAVを手がける「シャトルジャパン」の黒澤光氏が力説する。
「もはやワキは市民権を得ました。『フェチ』とは呼べないかもしれません。いまはグラビアでもワキを見せつけて撮るのは当たり前ですから」
東京・日暮里にある匂いフェチ専門店「えっちなかおり」
にも、月300人が通いつめる。
「一番人気は脚ですが、それに迫るのがワキですね。僕も中学のとき、陸上部のかわいい女のコのワキ毛を見てしまって、そこから興味を持ちました。客層は30、40代が多く、パートナーには自分の性癖を言いづらい人が全国から来られます」(代表・望月薫氏)
女性上司に無理やり嗅がされたり、部下のワキが見えちゃったりするオフィス設定が人気。妹や姉など、家族設定をチョイスする御仁も多いそうだ。
「在籍女性は12~13人。体臭や多汗症で悩んでいたのに、お客さんは喜んでくれる、と感激するコも」(同前)
なぜ人はワキに惹かれるのか。東京警察病院の濵井葉子医師が解説する。
「ワキから出る汗は、陰部や肛門など、性的な部分と同じ『アポクリン腺』という汗腺から出る汗なのです。この汗には脂肪などが含まれ、細菌がそれを食べると強い匂いを発します」
医学博士の米山公啓氏も語る。
「アポクリン腺の汗は、性欲に関わるホルモン『テストステロン』と成分がよく似ている。一般論として、ワキ汗が多い女性は、性欲が強いと考えられる」
冬は厚着で汗が蒸発せず、女性はムダ毛の手入れをサボりがち。細菌の温床になり、汗が臭いやすくなるのだ。
「科学的にはヒトのワキ汗にフェロモンが含まれているかは不明ですが、動物はアポクリン腺からの汗を、異性へのアピールに利用しています」(濵井氏)
さらに心理的要因もあると米山氏。
「ワキは、他人には見せない隠された部分。それを見せるのは、相手を受け入れようとする心理の表われなのです」
ふだんは隠していて、相手を発情させるときだけ見せつける。冬のワキは“伝家の宝刀”なのだ。
(週刊FLASH 2017年2月7日号)