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AV監督・男優が振り返る2021年のAV業界の潮目を変えた10大トピック
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.25 20:00 最終更新日:2021.12.25 20:00
コロナ禍の巣ごもり期間を経て、AVの視聴環境は、動画サイト中心へと変化。2021年は時代の転換期と呼ぶにふさわしい1年だった。
そこで、2021年に話題となった10大トピックを、監督、男優、AVソムリエなど有識者たちに振り返ってもらった。
■トピック1:SODprimeで世界が変わった
「SOD女優の作品は、SODのサイトで見ようと思うようになりましたね」(AVソムリエ・渋江氏)
U-NEXTと連携する「FALENO」をはじめ、サブスク・サービスを提供する動画サイトが一般化。特に存在感を増したのが「SODprime」だった。
他サイトでは観られない動画も多く取り揃えていることが周知され、前出の渋江氏の発言のような意識の変化がAVファンに広がったのは間違いない。
■トピック2:「乳首責め」がついに男女逆転
「昔はフェチプレイという位置づけでしたが、2021年に入って女性から男性への乳首責めプレイを盛り込んだ作品がとにかく人気」
角脇しげお監督(アロマ企画)によると、男性が受け身であることがスタンダード化し、さらに新たなプレイが生まれた。
「着衣女性×全裸男性という『CFNM』(Clothed Female Naked Maleの略)。監督として女性上位の世界観を表現するうちに、男優が最初から全裸に(笑)」(角脇氏)
■トピック3: “メンズエステ作品”ブームが到来
「身近な風俗として、メンズエステ自体の知名度が上がってきたことが大きな背景」と前出の渋江氏。
夜遊びに出かけることも難しい時期に、憧れの女優からサービスを受ける自分を妄想して…。葵つかさをはじめ、レジェンド女優がエステ嬢に扮する作品が目立った。
「きれいな女性にご奉仕されるよりも、テクニシャンの大御所女優に手玉に取られてしまう設定がむしろ大好評でした」(角脇氏)
■トピック4:“GAL数珠つなぎ”が全体2位の快挙
知人を紹介してもらいながら数珠繋ぎに“素人ギャル”を撮影する『ギャルすたグラム』。3月に1作めが発売され計7作がリリース。
FANZAの年間動画売り上げランキングでは4作めが第2位を記録する快進撃を見せた。
はしゃげない夏だからこそ、画面に映る水着ギャルは眩しかったのだ。
■トピック5:大人気女優・河北彩花、苦手を克服「完全に腹を括った」
「以前は撮影でエッチなワードを言わなきゃいけないとき、監督さんの言葉を復唱することが多かったです」と再デビューする前の自分を振り返る河北彩花。
まわりのスタッフに聞かれるのが恥ずかしくて言葉に詰まっていたという。
「復活してからは、さすがにそれでは迷惑をかけてしまうし、撮影も進んでいかないと思い、『完全に腹を括ってやらないと!』という気持ちで乗り越えるようになりました。それでも恥ずかしい気持ちはまったく変わらないです」
■トピック6:戸田真琴、本誌で引退発表
あべみかこ、川上奈々美といったレジェンドらが2021年、引退を宣言。12月14日発売号で約1年後の引退を発表した戸田真琴が本企画のランキングでも10位をマークした。
監督業、文筆業をこなすマルチな才能の持ち主が目指す夢は「子供向けの童話を書くこと」。
最後の一年を、専属契約となるFALENOで追いかけよう。
■トピック7:実店舗“最強女優”は涼森れむ
データだけではなく、DVDで作品を手元に保存しておきたいというのもAVファンの本音だろう。動画サイト戦国時代にDVDが売れた女優の傾向は?
「全体として、涼森れむさん、八掛うみさんのような“正統派美少女”系のDVDがよく売れた印象です」とソフネット本店(秋葉原)の担当者は2021年を振り返る。
やはり、大画面テレビで何度も繰り返し観たくなるのは正統派美少女なのか。
■トピック8:“縁の下系”の演技派が全国のDVDショップを救った
DVDの売れ筋で、東京店舗と地方店舗を比較した際に、違った傾向が見えてくるとソフネット本店の担当者が語る。
「都心では美少女系が人気でも、神宮寺ナオさんや藤森里穂さんといった演技の上手な熟女女優は全国的に売れる。実力派女優さんたちの存在は、とてもありがたいです」
■トピック9:巨乳レジェンドがKカップの大台に!
「ベテランながら塚田詩織さんが以前よりも見事な体になっていて、『今こそ撮らなきゃ!』と異例の2本連続で撮りました」
そう熱く語るのはタカツキアキラ監督。ノーハンドで自由自在に巨乳を操り、男根を快楽へ導くプレイは、圧巻そのものらしい。
■トピック10:無毛と剛毛、二刀流の如く
「渚みつきさんは無毛とヘア有りを作品ごとに使い分けていて、共演がいつも新鮮」とAV男優の杉浦ボッ樹氏。近年、無毛の女優が増加してきたが…。
「白桃はなさんは、剛毛と演技力とがマッチしていて素敵でした」(杉浦氏)。無毛か、剛毛かやっぱり選べない!