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【どぶろっく時事艶談】AV業界のイモトは「イィ~モット」!
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2017.03.05 17:00 最終更新日:2017.03.05 17:00
日曜夜のテレビといえば『世界の果てまでイッテQ!』。番組の顔でもある珍獣ハンター・イモトアヤコはエロいか? エロくないか? 真面目に考えてみた。
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江口 「珍獣ハンター・イモト」が、『イッテQ!』のワールドツアー(WT)で100カ国を達成したね。
森 スゴい10年だよね。複数回行ってる国も多いから、のべにしたらとんでもない渡航記録でしょ。
――番組は2月に2週連続で2時間スペシャルを放送したんだけど、その平均視聴率もとんでもないことに。5日の『イモトWT99か国の軌跡』が22.5%、12日の『イモトWTに草刈正雄がやって来た!』は22.2%を叩き出した!
森 テレビ離れと言われて久しいこの時代に、これはもう社会現象と呼んでいいんじゃないですか。
江口 オレも観たけど、やっぱり面白いもん。スピーディな今のテレビで2時間あきさせないイモトは、もはやバラエティ・モンスターの域に達してると思うよ。
森 ネタをやる芸人でもなく、ひな壇で力を発揮する芸人でもなく、個性と企画が運命的にマッチして誕生した唯一無二の存在だね。
江口 そして、なぜイモトがあそこまで人気があるのかといったら、ちょっとエロいんだよね。
森 えー、そんなことないよ。
江口 エロい「要素」の入れ方がうまいっていうのかな。セーラー服やスクール水着での大股開きとか、祭りなんかで男に揉みくちゃにされて「キライじゃない」とか言ったり、マッチョなやつの筋肉を触りながら舌なめずりしたり。
森 それが全然エロく見えないから家族で楽しめるんじゃないの?
江口 理屈としては、女子アナがミニスカ穿くのと同じだよ。
森 はぁ? わかんないよ。
江口 視聴者を惹きつけるフックとして「女」を使ってる。そして番組は、それをエロい目で見たら「ヘンタイ!」って言える作り方をしてる。みんなイモトの見せる「女の部分」にドキッとかハッとかしてるんだけど、それが一瞬で笑いにのみ込まれるというね。エロと笑いの相乗効果を生めるぎりぎりのキャラクターなんだよ。
――確かに森三中やおかずクラブがイモトと同じことをやったり言ったりしても、ドキッやハッはない気がするし、椿鬼奴だったら生々しくてクレームが来そうだ。
江口 それはさておき、テレビのバラエティと同じように「やり尽くした感」の強いAVの世界にも、イモトのようなエロチック・モンスターが登場してくれないかな。
森 それはわかりやすい。世界中の男を制覇してくれるんでしょ。
江口 スペインに行って闘牛士を逆ナンパしたりね。ただヤルだけじゃなくて、フェラしながら「おかしいですね。闘牛場ではあんなに勇猛果敢なのに、しょぼんとしてます」なんてレポートしちゃう。
森 それで抜けるかどうかは別にして、キャッチフレーズは「珍々ハンター・イィ~モット」だね。
プロフィル:江口直人(えぐちなおと)、森慎太郎(もりしんたろう)。保育園から大学まで一緒の2人が、'04年に結成。男の妄想を軽快なメロディにのせた『もしかしてだけど』で大ブレイク。最新シングルCD『言いたい事がある』(テイチクエンタテインメント)絶賛発売中
取材・文/イズミエゴタ(官能作家)、イラスト/東 克美