【どぶろっく時事艶談】俺たちが人妻の性欲に火をつけた!？

――旦那の不倫が原因で、ゆうこりん（小倉優子）が離婚したね。

江口　いかんよな～、不倫とかしちゃ。だよな～、森ちゃん？

森　えッ……そりゃあ、もちろん。

――ベッキーを皮切りに、乙武洋匡さん、ファンキー加藤、とにかく明るい安村、三遊亭円楽（神対応）、中村橋之助（妻・三田寛子の神対応）、マギー、袴田吉彦、江角マキコ……ここ1年以上、芸能界の不倫ネタが次から次へと出てきて、世の中をにぎわせてるよね。

森　これはもうブームでしょ。

江口　森ちゃんも、場内指名した「おっパブ」のオネーチャンとデートしたらしいじゃないか。

森　いやいや、そのコ、上京したてで友達がいないってゆーから、話を聞いてあげただけで、変なことしてないし。そんなこと言ってる江口くん、キミはどーなのよ？

江口　ノーコメント！

――この不倫ブームは、2014年のドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』が導火線だと思うんだ。過去にも『金曜日の妻たちへ』『失楽園』といった不倫をテーマにした物語が、世の中に不倫を蔓延させたという「実績」があるしね。芸能人は報道されるから目立つけど、一般人の不倫事情はもっとすごいんじゃないかな。今年6月に『昼顔』の劇場映画が公開されたら「平日昼顔妻」が日本を席巻だ！

森　ボクら、時間が不規則な仕事なんで、昼間のワイドショーを観る機会も多いんです。主婦の人たちに「身の回りの事件」なんて街頭インタビューをすると、半分以上が不倫絡みなんですよね。

――昔、エッチなレディコミの人妻読者にアンケート調査をしたことがあるんだけど、ほぼ全員が「不倫願望」を抱いてたね。また、話題の書『言ってはいけない』（新潮新書）によると、霊長類の「つがい」の作り方には、一夫多妻制（ゴリラ）、一夫一妻制（テナガザル）、乱婚（チンパンジー）があって、人間は乱婚に属する可能性が大きいらしいんだ。で、女性がエロい喘ぎ声を発するのは、自然の中でセックスしていた石器時代の名残りで、男を引き寄せ性交を繰り返し、膣内で競わせて強い精子を受精するためなんだってさ。

江口　てことは、『昼顔』以前に、ボクたちが2013年にリリースした『もしかしてだけど』が、人妻の本能を目覚めさせちゃったのかもしれませんね。「素直になれない女性たちに捧げます」つってね。

森「抱かれたいんじゃないの～」ってフレーズが、人妻の性欲に火をつけちゃったんだろうね。

江口　つ～ことは、責任もってケツをふかなきゃいけないだろ。

森　不倫したいけど相手がいない人妻さん、FLASHまでご連絡を。お相手させていただきます。

江口　ソーニューことだろ！

プロフィル：江口直人（えぐちなおと）、森慎太郎（もりしんたろう）。保育園から大学まで一緒の2人が、2004年に結成。男の妄想を軽快なメロディにのせた『もしかしてだけど』で大ブレイク。最新シングルCD『言いたい事がある』（テイチクエンタテインメント）絶賛発売中

取材・文／イズミエゴタ（官能作家）、イラスト／東 克美