夜バナ
施術歴40年のセラピストが教える性感リミットを外す秘技(1)
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2017.04.16 20:00 最終更新日:2017.04.16 20:00
「さあ、私が指を1回鳴らすごとに、あなたの下半身は徐々に熱くなり、脚が開いていきます……(パチン!)」
SEXで相手を意のままに操り、思いっきりイカせられたら――。そんな男の願望をかなえてくれるのが「催眠SEX」だ。
「難しそう」「ほんとうにかかるの?」。そんな先入観を持つ人も、催眠術のキャリア約40年を誇る林貞年氏の解説で疑問解消。あなたにもできる!
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【基礎編】
「『催眠SEX』というと、街で見つけた女性に暗示をかけてお持ち帰りしたり、ホテルに連れ込んだりする怪しげなものだと勘違いする方がいます。しかし、催眠になにより大切なのはラポール(親密な信頼関係)。嫌がっている相手に催眠をかけることはできません」
催眠セラピストの林貞年氏はそう釘を刺す。
「『催眠SEX』は男性の欲望を一方的に満たすものではなく、催眠を利用して女性に強いオーガズムを与え、男女の絆を深めるためのもの。信頼できるパートナーに使った場合、あなたの想像を超えた恐ろしいほどのパワーを発揮するでしょう」(林氏、以下同)
【導入編】
ラポールを形成するには、最初に簡単な暗示を成功させることが大切だ。
まず、パートナーに目の高さで手を組んで、人差し指だけ立て、先端をじっと見てもらう。あなたはその指を外側からつまみ、あいだが4cmほど開いた状態にして、はっきりとこう言おう。
「私が3つ数えて指を離すと、あなたの人差し指は、無意識にくっついていきます……。3・2・1・ハイッ!」
すると、パートナーの指は「必ず」中に寄ってくる。
「人差し指だけを伸ばして開いていると、中に寄ってくるのが自然の現象だからです。しかし、パートナーはあなたの催眠で指が動いたと思い込み、被暗示性が一気に高まるのです。あとは体から力を抜かせることで、あなたの暗示に従うようになっていきます」
催眠深度では、手がフワフワと上がっていくなどの運動支配、椅子から立てなくなるなどの筋肉支配を経て、パートナーの五感を支配できる感覚支配の段階に深化する。そこでは、たとえばこんな暗示が可能になる。
「あなたの右手と性器の感覚が入れ替わります……。あなたの握りこぶしに私の人差し指を突っ込むと、あなたはアソコに挿入されている感覚を味わい、とても気持ちよくなる……」
パートナーは悶えはじめるはずだ。
【直前編】
「催眠誘導的には、まだ肉体関係のない相手と会うときは、『今日はエッチの可能性があるかも』と相手の潜在意識に思わせておくことが重要です」
「最近ご無沙汰だから今朝も布団の真ん中が山になっていたよ(笑)」なんて「軽いエロトーク」に反応してくれたら期待大。次は彼女の唇を狙おう。心の惰性という法則が有効だ。
「『こっち向いて……手を見せて……きれいな指だね……さわっていい?』と指示を重ねるうち、キスを断わりづらくなるのです。ホテルの前に来たら、『ホテルでシャワー浴びるのと、俺んちでシャワー浴びるのどっちがいい?』と聞きましょう。『エッチをするか、しないか』の迷いを『部屋か、ホテルか』の迷いにスライドさせてしまうのです」
いよいよ本番へ突入だ!(その2に続きます)
(週刊FLASH 2017年3月14日号)