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●施術歴40年のセラピストが教える性感リミットを外す秘技(2)
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2017.04.17 20:00 最終更新日:2017.04.17 20:00
相手との信頼関係(ラポール)を築いたあなたは、ついに彼女とベッドをともにすることに――。ここからいったいどのように事を進めていけばいいのか。
まずは欧米ではガン患者の痛み緩和にもつかわれるペイン・コントロールという感覚操作の技法を応用しよう。●導入編●
で紹介した方法で催眠状態にしたあと、こう言えばいい。
「私が3つ数えたら、催眠から目を覚まします……。そして、私はあなたの右腕を撫でます……。撫でられたところは敏感になり、あなたは性的に興奮していきます……。3・2・1・ハイッ!」
そして、「さらに3つ数えて指を鳴らすと、敏感になった感覚があなたの局部に移動します……」と言えば、快感の感覚を移動させることもできる。
「そのあとふつうにSEXすれば、女性の感度に驚くはずです」(約40年の催眠術キャリアを誇る林貞年氏、以下同)
次に「さあ、私が指を1回鳴らすごとに、あなたの下半身は徐々に熱くなり、脚が開いていきます!」という暗示をかけたい。どうすればいいのか。
「これはいまの感覚操作と、体温操作という技法のあわせ技。『右手は氷水、左手は熱湯の中』と暗示をかけ、体温差が4度生じたという報告もあります」
ほかにも他人に起きていることが自分に起きていると暗示することもできる。感覚の同化という現象だ。
「これを利用すると、女性の体に触れることなくオーガズムに導くことができます。『私と一緒にAVを観ます……。すると、とても不思議なことが起こります……。私が指をさして、この女優が主役ですと言うと、女優がされている愛撫の感覚、感じていることが、そっくりそのままあなたに起こります……』と暗示をかけると、感度のいい女優の作品なら、ほとんどの女性がそれだけで喘ぎ声を出して絶頂に達します」
しかし、初心者がいきなり催眠術をかけられるものなのだろうか。
「ふだん、敬語を使わない人が、急に『恐れ入ります』『かしこまりました』と言う場面に遭遇してもうまく言えません。催眠術も、その言葉に慣れるのが早いか遅いかだけの違いなのです」
仕組みを理解すれば、すぐ催眠術をかけられるようになる人もいる。林氏の催眠講習に参加したことのある阪口純次さん(40代・仮名)もその一人だ。
「『催眠SEX』を知ってから、相手の女性から『ありがとう』と言われるようになりました。初めて女性をイカせたときの喜びを思い出しました(笑)」
林氏が「催眠SEX」の核心を語る。
「夕食の献立や、家計のことを考えながらイク女性はいない。重要なのは、いかに愛撫するかではなく、脳をいかに感じさせるかなのです」
はやしさだとし 1964年生まれ 香川県出身 催眠誘導研究所所長、催眠誘導研究会会長などを務める催眠術の第一人者。「催眠SEX」は長く門外不出とされてきたが、2016年12月、『催眠セックスの技術』(現代書林)を刊行した
(週刊FLASH 2017年3月14日号)