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文科省のトップも通った「出会い系バー」本当に会えるのか

夜バナ 投稿日:2017.06.29 20:00FLASH編集部

文科省のトップも通った「出会い系バー」本当に会えるのか

写真:AFLO

 

 文部科学省の元事務次官が「出会い系バー」に通っていたという報道を見て、本誌は気になったのだ。本当に出会えるのか。ほかにもそのような店があるのか。地域差はどうか。首都圏でもっとも人気といわれる都内3店舗に突撃してきた。

 

 

 前川喜平前文科次官が常連だった、歌舞伎町の出会い系バー「A」。週末の午後10時半。雑居ビルの2階に上がり、1時間ぶん3000円を払う。

 

 店内はトロピカルな雰囲気で、キャパは40~50人。しかし、客は男性4人に女性が2人。女性の一人は、壁の鏡に向かってぶつぶつ独り言を……。初回特典で2杯まで無料のお酒を飲んでいると、続々と女性が入店しはじめた。

 

「1時間のカウント、今からにしますね」と店員さんも優しい。ツインテールのコに目をとめ、さっそく店員にお願いし、隣の席に呼んでもらった。

 

「もしや、アイドル活動してるの?」
「以前、少しだけ……。いまは普通のOLです。この髪型は気分転換」

 

 聞けば23歳。前川氏のニュースは知らないという。しばし無駄話後、「ほかの店、行かない?」と水を向けた。

 

「いいかも。でも、今日は向こうにいる同級生2人と一緒なの。みんなで会うの4年ぶりなので……。また、今度ね」

 

 断わられたが、なんとかLINEを交換。いつしか店内は大混雑。今日はここで退散。初回にしては上々だ!

 

 一方、店舗ごとのテーマを明確にし、最近、台頭しつつあるのが「B」。おすすめは、40歳以上の女性のみが在籍する上野店だ。男性は個室に入り、女性が来るのを待つ。出会い系バーの事情に詳しいジャーナリストの鈴木ヨシアキ氏に潜入してもらった。現われたのは、五月みどり似の50代。スナック嬢だ。

 

「土地柄、お昼からお酒を飲みたがる人が多い。私は、個室で『ランチがてら、お酒飲もうよ』と提案し、24時間営業の『磯丸水産』に行くのが王道です。ワリキリを持ちかけてくる人も多いですが、タダでデキることも珍しくありません」(鈴木氏)

 

 かつて巣鴨や御徒町にあった、女性は30歳以上限定の出会い系カフェが閉店し、ここ「B」に流れているという。 狙い目は正午~16時。こちらのアソコをスリスリして誘ってきたみどり嬢と、16時解散の約束でしけこんだ。

 

 都内最大の出会い系カフェ「C」。

 

「入場料2000円(初回は入会金2000円)を払えば、チェーン全店舗に出入り自由なんです。午前中に横浜、日中に渋谷、夜に大宮など女のコを物色する遊びができる。マジックミラー越しにお気に入りが見つかれば、退出料2000円で一緒に外出できます」(前出・鈴木氏)

 

 平日19時。歌舞伎町の店舗へ。新しく女性が来店し、プロフ写真が貼り出される。5人の中年男性でじゃんけんし、写写丸は5番めに。交渉権を最初に獲得した温水洋一似の男性がトークルームへ入るが、わずか1分ほどでこちらに戻ってきた。2人めの不動産屋風の男が入れ替わるが、戻ってこない。連れ出しに成功したのだ。

 

 その後も新宿の店舗を移動するが、なかなかいいコに巡り会えない。気がつけば23時半。そうだ、最初に行った「A」が混むころだ、と道を引き返す写写丸であった……。

 

 都心の出会い系バーを堪能した写写丸。次回は郊外の事情を探る。
(週刊FLASH 2017年6月20日号)

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