本誌は不倫中の妻100人に独自アンケートを実施。不倫相手の正体からSEX回数まで、映画ではふれられない「リアル昼顔妻」事情に迫った。
出会いの場1位となったのは「職場」で上司も職場に含めると合わせて48人。2位が趣味仲間の14人、3位が同級生の11人。さらにはナンパの9人まである。不倫期間については、半年以上~1年未満が一番多く39人。1年以上~2年未満の27人と合わせると全体の6割以上となった。
SEXの回数については、2~3週に1回が28人で一番多く、2位の1週間に1回が19人の結果に。3位は数日に1回で、15人もいた。「夫とのSEXと不倫相手とのSEXどちらが、気持ちいいか」という質問には、88人が不倫相手と答える衝撃の結果となった。ちなみに、ドラマ『昼顔』を見ていたリアル昼顔妻たちの数は65人だった。
では現在不倫中の、リアル昼顔妻たちのエピソードを紹介していこう。子供の小学校進学に合わせ、2016年春、仕事復帰した美雪さん(38)は言う。
「最初は飲み会の参加は控えていたんです。でも職場の上司(45)に『女性ならではの意見があって助かる』と、主人にはされない“女性扱い”をしてもらったのが嬉しくて。
2017年春、歓迎会があったときにベロベロに酔っ払ってしまったんです。上司が『大丈夫?』って水を持ってきて背中をさすってくれて。『口移しなら飲む』と冗談を言ったら本当に口移しを……(笑)」
それ以来、上司を男として意識し始めるようになったという。
「翌週、飲み会での失態を謝って『お詫びにご馳走させてください』と居酒屋で飲んだんです。それで、店を出ようとしたとき『そういえばこの前、水飲ませてくれましたよね?』って言ったら、エレベーターでキスされて……」
そのまま流れでホテルへーー。
「もう、こういうのも久しぶりだし、子供や夫に申し訳ないと思うよりも、自分の中の女の部分が全開って感じで相手を求めてました。毎回遅く帰るのもアレなので、今は給湯室や会議室、トイレの個室でHしています」
さと美さん(28)はパート先のアンティークショップで不倫相手と出会った。
「お店に出入りする業者の方で、学生時代、陸上選手だった既婚の会社員(48)と家具の趣味で意気投合して。私にも隙を見せてしまった落ち度はありました。単身赴任の彼の自宅に遊びに行った際に強引に体を求められ断わりきれず……。主人よりも持久力がすごくて、以来、体の関係がやめられません」
20代から60代の男女計5000人にアンケートした「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2017」によれば、「不倫したことがある」と回答したのは男性37%、女性24.4%。現在不倫中の女性は40代が最多というデータが。
1000人以上の相談を受けてきた恋愛心理カウンセラーの木田真也氏は言う。
「結婚5年以上で、育児が一段落したアラフォー女性が不倫に走りやすい」
結婚8年めの専業主婦の智子さん(41)も子供が小学校に入り不倫に走った一人だ。お相手はCMでお馴染みのフィットネスジムの担当トレーナー。
「初対面から爽やかで感じがよく、週に2回のトレーニングに、毎日のメールのやり取り。もちろん彼は“仕事”だとわかっていましが、旦那とは5年セックスレスだったので、彼のたくましい二の腕を間近で見てしまうと……」
2カ月で目標の7キロ減を果たした智子さんは、お礼を兼ねて彼を食事に誘う。
「本来、お客と外で会うのは禁止されているんですが、『智子さんなら』と。彼は33歳でまだ手のかかるお子さんが2人。彼の育児相談に乗るうちに、たまらず私からホテルに誘ってしまいました。テクニックはなかったけど、彼のたくましい胸に抱かれるのはとても嬉しかった。ジム通いを続けながら彼とも週一ペースで会っています」
前出の木田氏は最後にこう語る。
「ドラマ『昼顔』が放送されたときは不倫の相談が急増しました。今回の映画公開でまた増える可能性は高いですね」
2017年夏、意外と身近なところで諸兄も「昼顔妻」と遭遇するかもーー。
(週刊FLASH 2017年6月27日号)