全米ベストセラーの「365日分の体位」おすすめはボール使用

　全米で1冊の本が大ベストセラーとなっている。その名も『365 SEX POSITIONS』。1日1ページを使って、365日分の体位が写真とともに紹介され、それぞれにオシャレなネーミングがつけられているのだ。この本の日本語版『愛が深まるセックス体位365』（ブックマン社）を監修したのは、医学博士の永井敦氏。

「日本語版では、各ぺージに『日付』を入れました。たとえば僕の誕生日は1月7日なんですが、『この日にはこんな体位が載っているのか』なんて、探して楽しむこともできます」

　川崎医科大学泌尿器科教授として、前立腺肥大症などの治療に取り組んできた永井氏。近著にメンズヘルスの入門書『男性機能の「真実」』（ブックマン社）があり、日本におけるED（勃起不全）治療の第一人者だ。

　本の中で紹介されている体位のなかには、試すのには勇気のいる “アクロバティック” なものも多い。

「まあ、そのへんはジョークとして捉えてください（笑）。ただ『セックスは楽しむためのもの』と考えた場合、型にはまる必要はないと思うんです。あくまで、この本を参考にしてもらえればいいということです」

　今回は、ちょっと変わったボールを使った体位を紹介しよう。「ボールって何？」と思う方もいるだろうが、原書にはトレーニングに使われるバランスボールを使った体位が数多く紹介されている。

「ただし、思わぬ怪我のもとになります。使用時は十分に注意しましょう」

【フットボールの名手】
　女性が膝でバランスを保ち、ボールに寄りかかっているところに、男性が後ろから挿入。ボールを使っているが安定感があり、かつ女性側にとって刺激が大きい体位。

「女性はボールに寄りかかりすぎて、どこかに転がってしまわないように気をつけてください」

　最近の論文では、「射精を週2回以上できる男性は将来、心筋梗塞や狭心症のリスクが低い」とされているそうだ。ということは、SEXすればするほど長生きできるかもしれない！
（週刊FLASH　2017年8月15日号）