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安全に視聴するには?スマホで見る「無料SEX動画」を検証

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2015.03.05 06:00 最終更新日:2016.10.12 13:24

現在、スマホからの利用者は3000万人を超えるという、日本1見られている動画共有サービスサイト“YouTube”。健全性が売りの同サイトに“SEX動画”があふれだした。そこで緊急検証だ。

 

YouTubeの投稿規約には、「性的コンテンツに含まれるヌードはもちろん、ヌードを含むコンテンツのほとんどを許可していません」(教育、科学、芸術は一部例外)とあり、セックス動画を投稿した場合、視聴者による違反動画の報告などで削除される。大手AVメーカー関係者は「毎日担当がチェックし、削除依頼を出している」と語る。だが、「投稿されては消してのイタチごっご」だという。

 

検索の仕方を工夫するだけで違反動画は次々に見つかった。YouTubeの検索画面に「nude」という単純な語や、乳房を意味する「tits」、“SEX”を意味する「☓☓☓」。試しに「Japaneseamateur」(日本人素人)という言葉で検索したところ……。

 

ベッドで裸の女性が男性と絡み合っているサムネイルを発見。動画をクリックすると、女性は洋服を脱ぎながら、男性の構えたカメラに向かって話しはじめた。「こんなことするの、初めて」。ふいにシーンが飛んで、彼女は下着の中に手を入れられ、かすかに声を上げながら抵抗していた。男は彼女の乳房を舐めはじめ、その手はしだいに下半身にのびていく。

 

再生後にほかのサムネイルをクリックすると、同様にバストを露わにした女性の動画に飛ぶことができた。こうした“ハメ撮り”のほかにも、映画やドラマがアップロードされており、映画『人のセックスを笑うな』の永作博美のヌードシーンや、ドラマ『失楽園』の川島なお美のベッドシーン、黒木瞳の濡れ場なども違法にアップロードされていた。もはや、無法地帯である。

 

ネットアダルトコンテンツに詳しいライターの尾谷幸憲氏は「“誰でも投稿できる”特性がYouTubeを無法地帯にしている」と指摘する。「そもそも、アダルトコンテンツはネットの進化とともに成長してきた。初期は粗い画質で5分程度しか載せられなかったのが、今では高画質で30分以上載せられる。結果、ネットでの広告収入を目的にした動画投稿者が増え、閲覧数を増やすためのエロコンテンツがYouTubeにも現れはじめた」というのだ。

 

そこで、YouTubeを安心、安全に視聴するための“べからず集”を!

 

【1】長時間の動画を大量に見るべからす

スマホの契約には月々使用可能なデータ通信量上限があり、超過すると通信速度が制限される。標準(5G)で約22時間、動画視聴可能だ。

 

【2】動画アップ主の甘い誘惑に乗るべからず

アダルト動画をアップしている人々のなかには、架空請求やワンクリック詐欺などの温床となる危険なサイトに移動するリンクを貼る者がいる。『続きはここをクリック』という文言には要注意。

 

【3】動画をダウンロードするべからず

違法にアップされた動画を視聴し楽しむだけなら問題ないが、その動画をPCなどに保存するのは違法。刑事罰の対象に。

 

【4】他社コンテンツの転載をするべからず

YouTubeにアップが許されるのは自身の著作物に限る。それ以外のコンテンツを公開することは著作権法違反であることを知っておくべき。

 

あなたが今から見ようとしているのは、違反動画?

 

(週刊FLASH 2015年3月17日号)

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