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綾瀬はるかに高畑充希……俺だけが知る女優のギリギリシーン
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2017.09.25 20:00 最終更新日:2017.09.25 20:00
見えそうで見えない、濡れ場じゃないのにセクシー 。そんなギリギリのエロスをこよなく愛する映画監督、今泉力哉氏に有名女優たちが演じた際どいシーンについて熱く語ってもらった。
●綾瀬はるか『JUSTICE』(2002)
「かなり昔の作品ですが、オムニバスのなかで、『その短編を観た』ということを強く覚えているので、それだけインパクトがあったのかもしれません。今では考えられないお2人(妻夫木聡さん、綾瀬はるかさん)ですね」
●永作博美『人のセックスを笑うな』(2008)
「この映画は肝心な部分は見えていないんですが、セックス後の描写が味があっていいです。服もエロい。永作博美さんが、パンツを穿いていないような格好で、仰向けに寝ている松山ケンイチさんの上をうろうろする描写がたまらなかった」
●多部未華子『ピース オブ ケイク』(2015)
「性的に奔放なイメージが あまりない多部さんがこういった役にキャスティングされたのが、逆に意外で興味深いです。個人的に演出する際は、彼女は眉から下の顔がかわいらしいので、ヘルメットなどをかぶらせたいです」
●成海璃子『無伴奏』(2015)
「これは乳首を見せることがNGということを逆手にとったセックスの演出がもう発明でした。乳首を隠すために、手でずっと胸を押さえているんです。逆にとてもいやらしかった。アングルで切るより断然よいです」
●高畑充希『アズミ・ハルコは行方不明』(2016)
「高畑充希さんは深夜ドラマでお仕事したこともあり、好きな女優さんです。一見、性的なイメージの薄い女優さんなので、
いやらしくならない魅力があります。明るくて乾いているというか。また、ご一緒したい女優さんです」
今泉氏が映画の理想のエロ描写について語る。
「脱げない女優さんで、カラミを見せる場合、ギリギリを攻めるのも大切ですが、行為の後を彷彿とさせるような描写や、声で表現するのも重要だと思います。
今やりたい描写に『白い肌の膝を赤く(桃色に)したい』というのがあります。何かの圧がかかっていたかのような膝の色。
あと、ひとつだけ注意しているのは、性に奔放な若い女性役などに、ピークを過ぎて初脱ぎする女優さんを起用しないということ。そういう役は、無名でもこれから来る女優さんをキャスティングするほうがマッチします」
いまいずみりきや
1981年生まれ 福島県出身 代表作は『鬼灯さん家のアネキ』、『こっぴどい猫』など
(週刊FLASH 2017年9月12日号)