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フェティシズム写真家「青山裕企」が語るチラリズム映画

夜バナ 投稿日:2017.09.28 20:00FLASH編集部

フェティシズム写真家「青山裕企」が語るチラリズム映画

写真:AFLO

 

「一瞬しか表示されない映像は写真とはまた別のエロスがありますね」

 

 映像における見えそうで見えないエロ表現に関して、『スクールガール・コンプレックス』シリーズ、『指原莉乃 1st フォトブック「さしこ」』などの写真家・青山裕企氏に分析してもらった。青山氏の写真はスカートのめくれなど、見えそうで見えないチラリズムのエロにこだわった作品も多い。

 

「日常でスカートがふとめくれて、太腿が見えた瞬間、それを後で思い出してドキドキする感覚は、映画の見えそうで見えないチラリズムに非常に近いですね。僕はそれを写真でやりたいと思っているのです」

 

 どのようなチラリズム映像に青山氏は写真家として惹かれるのだろうか。

 

「僕はセックスなどの男女の直接的な絡みよりは、女性単体のシーンのほうがグッときますね。僕の写真のルーツになっているのは、現実世界の学校内で見たようなさまざまな瞬間です。当時は女のコと話もできず、向こうがこっちを見ていたら見られない。盗み見たうなじや下着が透けている姿にドキドキしていました」

 

 青山氏が、今、いちばんエロを感じるのは、女性の耳と舌だという。

 

「耳は一人ひとり形も違うし、硬さだって違う。息を吹きかければ感じるし、じつは性的な器官だと思います。にも関わらず、髪をかき上げると簡単に見ることができる。舌も同様で、非常に性的な器官なのに、笑顔やアッカンベーなどで簡単に見ることができますからね」

 

■フェティシズム写真家・青山裕企のSEXY映画BEST5

 

(1位)『JUSTICE』(2002)

 初見のときは衝撃的でしたね。綾瀬はるかさんの制服姿やブルマ姿と、そのフェチな撮り方は非常にインパクトがありました。

 

(2位)『Doki Doki ヴァージン もういちど I LOVE YOU』(1990)

 思春期に観て非常に衝撃を受けました。女子高生が彼氏と野外でイチャイチャしていると、見知らぬ男の子たちに寝取られてしまうというシチュエーションがいいですね。

 

(3位)『ナナとカオル』(2011)

 女子高生×SM×ラブコメといった感じですが、露出よりも心情や表情にドキッとします。縛る=食い込むという、とっておきのフェチを堪能できます。

 

(4位)『紺野さんと遊ぼう』(2008)

 吉高由里子さんのブレイク前の映像作品で、シュールでフェチでコミカルな吉高さんの姿が満載です。

 

(5位)『SCHOOLGIRL COMPLEX “M”』(2011)

 手前味噌になりますが、自分の写真集を映像にしたものです。少年の視点で切り取った見えそうで見えない世界を極限まで突きつめた、今観ても納得の作品です。

 

あおやまゆうき
1978年生まれ 愛知県出身 2007年キヤノン写真新世紀優秀賞。『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい写真集』が一迅社より発売中
(週刊FLASH 2017年9月12日号)

 

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