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射精しつづけて長生きするための「ED対策」10カ条
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2017.10.03 20:00 最終更新日:2022.02.04 15:47
(6)言葉を大切にする
SEXを無言でおこなうのはよくない、と永井博士は断言する。
「女性の喘ぎ声は、よりよい雰囲気を作り出し、男性の興奮度も増します。男性も、行為の最中にパートナーをほめてあげてください。『すごくいいよ』『すてきだ』といったひと言だけでもいいのです。語彙が豊富すぎると、逆にパートナーをシラけさせることがあるので、気をつけましょう」
SEXの終了後、余韻に浸っているときに声をかけてあげるのもお忘れなく。
(7)アダルトグッズを使う
「バイブレーターなどを使うことで、性生活が新鮮になり、よりよい快感が得られる場合があります」
また「オナホール」は、遅漏の治療に使われる場合も。
「学会レベルでの正式名称は『マスターベーター』。中がきついハードタイプで射精の訓練をし、次第にソフトタイプに替えていきます。遅漏の男性はマスターベーションの際、強いグリップで射精する習慣がつき、柔らかな膣内で射精できなくなっているというパターンが多いからです」
(8)ゼリーを使う
女性の場合、年齢とともに女性ホルモンの分泌量が急激に低下するので、更年期症状が急速に進行する。
「そのためSEXをしようとしても膣が潤わず、痛みをともなって挿入できないということになります」
専門医を受診することも大切だが、もっと手軽なのは潤滑用のゼリーやローション。
「アダルトグッズ店で売っているものも品質や使い勝手がいいようです。ネットでも扱っているので、堂々と注文しましょう」
(9)五感を駆使する
アンケート調査で「SEXに関してあてはまること」という質問を女性にぶつけたところ、「感じているふりをしたことがある」という回答が多かったという。
「男性の独りよがりなSEXを象徴するような結果です。男女の性生活におけるコミュニケーションの手段として、SEXのプロセスも大切にしないといけません」
視覚だけでなく、聴覚や嗅覚などをフル活用したSEXを楽しもう。そのためにも、前出のようにラブホテルなどを利用するのは効果的だ。
(10)挿入にこだわらない
性行為は勃起、挿入、射精がすべてではない。
「ED治療は、満足のいく性的関係の回復が目的。たんに勃起を得ることではありません。私は外来で患者さんにカウンセリングするとき、必ず『手も口もあるわけですから、お互いが工夫して満足することが大切です』と言っています。挿入と射精で終わるSEXは、パートナーを無視した男性本位の考え方といえます」
添い寝ひとつとっても、大切な愛の形というわけだ。
(週刊FLASH 2017年9月19日号)