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日本でこれから起きる「セックス未来年表」(1)IT疑似恋愛
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.01 20:00 最終更新日:2018.01.01 20:00
エロ熟成国家・日本でこれから起こることとは――? 「SEX未来年表」、まずはハイテク技術編だ。「SEXとオナニーの違いがなくなる時代」がすぐそこまで来ている!
【2018年「避妊埋め込みチップ」が発売へ】
腕の内側などにチップを埋め込めば、リモコン操作で避妊が可能……。2018年、米国で発売予定の「避妊インプラント」だ。避妊したいとき “オン” にすれば、ピルにも使われるホルモン剤が体内に流れ出る。その効果は16年間も続く。
「ただ、女性用ピルは副作用がありますし、定期的な検査は必要になるでしょう」(医療ジャーナリスト・吉澤恵理氏)
この「避妊チップ」で婚外SEXの最大リスク、妊娠の心配がなくなれば、ますます不倫が増えてしまいそうだ。
【2025年 EDが根治できるようになる】
2017年発売の「Lovely」は、SEX専用の健康管理装置だ。ペニスに装着すれば、締めつけやバイブで海綿体を血液が充満した状態にし、ED気味のアソコをサポートしてくれる。
「EDの大きな原因は血管障害。ですから、iPS細胞による再生医療が実用化される2025年には、血管再生療法で根治が可能になります。もっとも、当面は命に関わる治療が優先されるでしょうね。将来的には、陰茎自体も再生できるようになります」(吉澤氏)
【2023年 “VR” SEXが劇的に進化する】
2016年は、ゲームやAVにVR(仮想現実)技術を取り入れた作品が一気に広がり、“VR元年” と呼ばれた。
いち早くVRを作品に取り入れたメーカー・KMPの広報担当者は、「VRの撮影は、視点が動くとカメラ酔いするため、固定カメラでおこなわれます。そのため、女性が積極的にサービスする “痴女もの” や、空間を生かした “複数人もの” が向いています。このジャンルのパイオニアとなったのが、DMMランキングで2017年上半期1位に輝いた美咲かんなです」
2014年のデビュー以降、いくつかの作品に出演したが、大ブレイクには至らなかった彼女。だが、現在では “VRの女王” と呼ばれるまでに。VR技術が1人のトップ女優を生んだのだ。
NHKは、2030年ごろまでに裸眼で立体視が可能な「インテグラル立体テレビ」の実用化を目指している。実現すれば、“VR” SEXが劇的に進化するはずだ。
「そのころには、実際のタレントの思考法をインプットした“VR恋人”も実現している。電脳空間での疑似恋愛が可能になるのです」(作家の渡辺浩弐氏)
近い将来、SEXはリアルでするかバーチャルでするか、選ぶ時代がやってくる。
【ラブドールの進化】
一方、日本が誇るラブドールを牽引しているのが、オリエント工業だ。
「同社の製品は、質感や外見など、ユーザーの希望に忠実に応えつづけていると思います」
と前出・渡辺氏。実際の人と見間違うほどの外見や、各部位や性器の質感まで、リアルに再現。視線の移動や、オプションで指関節の可動まで実現されている。
「近い将来、MRIで人の全身データを撮って筋肉や脂肪までリアルに再現したり、人気女優から3Dスキャンしたりといったことも実現可能になるでしょう」(同)
渡辺浩弐
1962年生まれ 新刊『中野ブロードウェイ脱出ゲーム』(角川ホラー文庫)が発売中
吉澤恵理
1969年生まれ 東北薬科大学卒業。健康セミナーや新聞・雑誌で活躍
(週刊FLASH 2017年11月28日号)