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日本でこれから起きる「セックス未来年表」(4)SEXカルチャー編

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.05 20:00 最終更新日:2018.01.05 20:00

日本でこれから起きる「セックス未来年表」(4)SEXカルチャー編

 

 エロ熟成国家・日本でこれから起こること! SEX「未来の年表」SEXカルチャー編をお送りする。静かに確実に……街のエロ風景が変わりつつある!

 

【2018年 中古AV市場が高騰する】

 

 AV出演強要問題を受け、2017年4月に「AV業界改革推進有識者委員会」が発足。新ルールに則った作品が、2018年1月から “適正AV” として流通する。

 

「いちばん大きな影響は、最長でも5年で作品が販売できなくなること。人気女優の中古作品などにプレミアムがつくことは必至です」(アダルトメディア研究家・安田理央氏)

 

 一方で “非適正AV” の出現も。

 

「1990年代、ビデ倫の規制に対抗し、インディーズのセルビデオが急拡大しました。今回も似た動きがありそうです」(同)

 

【2018年 韓国・ロシア風俗がブームに】

 

 2018年2月には韓国・平昌冬季五輪、6月にはW杯ロシア大会が開催される。ただ、韓国、ロシアともに経済格差は開く一方。特に平昌五輪は失敗に終わるとの予想も根強い。

 

「1990年代から2000年代にかけて、コリアンパブや韓国デリヘル、ロシアンパブがブームになりました。当時の韓国、ロシアも経済は絶不調。就職難で来日者が急増し、女性のレベルが異常に高かったのです」(風俗サイト運営者)

 

 国際イベント後の不況は定番。ブームの再燃もありそうだ。

 

【2020年 新宿二丁目に金髪美女が溢れる】

 

「ガイドブックを見てすぐ隣にあるゴールデン街に来たの。写真はいっぱい撮ったけど、店は入りづらかったわ」

 

 平日、新宿二丁目を訪れると、バックパッカー風の女性たちがリラックスした様子で飲んでいた。二丁目はSNSやネットの口コミで人気の、まだまだ知る人ぞ知る場所だという。

 

「外国人女性も増えてるけど、まだ1割未満。向こうのガイドブックに載ったら、五輪の年なんか大変なことになるんじゃない? 歓迎だけど、規制が厳しくなるのはヤね」(老舗観光バー店主)

 

【2020年 エロ本が消滅する!?】

 

 IOC視察団が東京を訪れたとき、コンビニの成人雑誌コーナーを見て、顔をしかめたという。その後、コーナー縮小、各自治体でのコンビニ成人向け雑誌・フィルム包装などが進んだ。

 

「2020年に向けた規制強化で余命が尽きるといわれていますが、コンビニ売りのものは、正直そこまで保たないと思う。DVD付録つき雑誌であれば、書店売りの定価数千円するもの、または中高年向けの活字主体のものなどは、しっかり残っていくと思いますが……」(前出・安田氏)

 

【2020年 陰毛の「無毛化」が進む】

 

 女性の55%が「アンダーヘアを脱毛したい」と回答(2017年5月、リゼクリニック調べ)するなど、陰毛への意識が高まっている日本。2020年の訪日旅行者数の増加で、欧米の “パイパン信仰” が一気に浸透しそうだ。施術経験豊富な “陰毛エステティシャン” 森沢あかねさん(仮名・24)に聞いた。

 

「たしかに、全剃りのパイパンにする方も増加中。『蒸れるから』『彼氏に言われたから』と動機はさまざまですけど、もはや女性にとってアンダーヘアは邪魔で鬱陶しいだけ。近い将来、ツルツルの女性が多くなることは確実です」

 

【2020年 女性用AVにも熟女旋風が】

 

 一徹や、近年ではジュノンボーイから転身したYUTAなど、多くのイケメン男優を生んでいる女性向けAV。女性スタッフだけで運営するメーカー、ラ・コビルナでは、どうすれば男性は気持ちいいのか、自分のSEXは合っているのかなど、女性の “知りたい” を凝縮した作品を制作している。

 

 2020年、女性の2人に1人が50歳以上になる(国立社会保障・人口問題研究所)。性欲のピークを迎える50代の、夫とのセックスレスに悩む女性に向け、「今後は “イケメン×熟女” という構図の作品が増えそうです」(ラ・コビルナ代表・杉沢志乃氏)

 

【2022年 中国がエロの覇権を握る】

 

 2021年、中国共産党は創建100周年を迎える。2022年には北京冬季五輪開催を控え、その影響力は衰えをしらない。世界の覇権国になろうとするなか、もうひとつの “覇権” も握ろうとしている。

 

「中国がポルノ解禁に動く可能性があります。現在も中国版ツイッター『微博』で自撮りのエロ画像ががんがんアップされ、実質的な解禁状態。コンテンツ制作に乗り出したら、圧倒的な力を見せるでしょう。細くて色白の日本人好みの女性も多く、エロの分野でも、日本が中国圏に飲み込まれていくかもしれません」(前出・安田氏)

 

安田理央
1967年生まれ 新刊『巨乳の誕生』(太田出版)発売中
(週刊FLASH 2017年11月28日号) 

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