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男性機能を元気にするポイントを伝授「タマは33℃に冷やせ」

夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.18 20:00 最終更新日:2018.01.18 20:00

男性機能を元気にするポイントを伝授「タマは33℃に冷やせ」

 

 泌尿器科の名医が、男性機能を元気にするポイントを伝授! どんなときも休まず働いてくれる “相棒” だから、タマには労わってあげよう!

 

「精巣を冷やすケアをしないと、造精機能が阻害され、男性不妊症になる」と、川崎医科大学泌尿器科教授の永井敦氏は警告する。そもそも精巣は熱に弱い性質があるというのだ。

 

「精巣が陰嚢内でぶらさがっている理由は、温度を体温よりも下げる必要があるから。仮に、精巣の温度が体温と同じ36~37°Cであったら、精子は作られなくなる。精子にとって理想的な温度は33°C。陰嚢はその温度に保つためのラジエーターとして機能しています」

 

 そのケアとして有効とされるのが、“金冷法” である。方法は次のとおり。

 

 まず、水を張った洗面器に精巣をつける、またはシャワーで冷水をかけるなどして、1分間精巣を冷やす。次に、ぬるま湯につけて縮んだ精巣をほぐす。最後に再び冷水をかけて引き締める。

 

 永井医師も「精巣の温度を直接下げることができるので、リーズナブルでありながら効果的」だと太鼓判を押す。入浴時に積極的に取り入れてみよう。

 

 精巣はデリケートな部分であるため、キンキンに冷えた冷水、熱湯は避けること。また冬場は心臓への負担も大きいので注意が必要だ。
 

 ここで、精巣の役割を確認しておこう。

 

「精巣の役割は大きくわけてふたつ。ひとつは、男性機能の維持に必要なテストステロンというホルモンを分泌すること。もうひとつは、精祖細胞から精子を形成することです。

 

 精巣機能が衰えると、テストステロン値が低下し、男性性腺機能障害(性欲減退、勃起障害、睡眠障害など)を引き起こします。また造精機能障害が起こり、男性不妊症となります」(永井氏)

 

 金冷法の次に有効なのが、自宅で簡単にできるリンパマッサージだ。

 

「精巣にはリンパ管が多数走行しているので、リンパの流れをよくすることは精巣の機能向上にも有効。陰嚢の上部、鼠径部から頭の方向に向けて優しくリンパを流すようにマッサージをしましょう」(永井氏)

 

 精管、血管、神経、リンパ管を覆い束ねた被膜が精索。マッサージで血行とリンパの流れがよくなる。

 

 鼠径部は下半身のリンパ液が流れ込む大きな中継地点。4本の指を鼠径部に差し込むようにあて、そのまま軽く引き上げるイメージで優しくなでてもらうように。強すぎる刺激はリンパの流れを悪くするので、注意が必要だ。

 

「精巣や精巣上体を強く圧迫することは痛みがあり逆効果です。陰嚢皮膚の上から精索(精巣から上部に繫がる、さわるとコリコリする管)を軽くつまむようにして、頭部の方向へマッサージするとよいでしょう。リンパの流れだけではなく、静脈の流れもよくなり、うっ血状態が解消できるかと思います」

 

精索

精索

 

 パートナーと一緒に楽しめるマッサージ法はというと、男性がうつぶせ状態になり、股の間から鼠径部、太腿、尻の谷間という順番に触れてもらうようにする。フェザータッチでしてもらうと、マッサージ効果だけでなく性感も高まる。

 

 撮影協力をしてくれたマッサージ師・アカリさんは、施術の際に心がけていることを次のように話す。

 

「精巣に近いところをほぐすときには、触れるか触れないかの強さで撫でるようにしています。パートナーにしてもらうと、マッサージ効果よりも気分を高める前戯として役立つのではないでしょうか」

 

 永井医師もこう語る。

 

「精巣を直接刺激することは快感には繫がりません。性的興奮を得たければ、陰嚢皮膚への軽いタッチが効果的。痛みが出る行為は慎むようにしましょう」

 

ながいあつし
1982年、岡山大学医学部卒業。2006年に川崎医科大学泌尿器科教授に就任。著書『男性機能の「真実」』はメディアにも取り上げられ話題に

(週刊FLASH 2017年12月5日号)

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