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本誌女子大生記者「パパ活アプリ」3種類試してみたら
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.15 20:00 最終更新日:2018.02.16 04:34
体の関係にかかわらず、経済的支援をしてくれる男性 “パパ” の実態を調査せよと、ガチの命を受けた本誌記者。識者にすすめられた3大サイトに登録するや否や、瞬く間に「いいね!」とマッチングの嵐が!
【Tinder】
●女性利用者☆☆☆
●パパ活女子の多さ☆☆☆
●出会いやすさ☆☆
まず手始めに「Tinder」をインストール。ユーザー絞り込み機能が充実しておらず、なかなかお目当ての男性とマッチングしない。10人の“パパ候補”とメッセージのやり取りをしたものの、実際に出会ったのは29歳の会社経営“パパ”1人のみ。
事前情報として、既婚者であること、小さいながらも広告会社を経営していることはわかっていた。実際に会ってみて、「プロフィル写真は男性でも盛っている」ことを悟る。
新宿で落ち合ったあと“本日のデートコース”を尋ねると、「このまま2万円で、どう?」と爽やかな笑顔が返ってきた。
メッセージ等ではまったくそんなニオイを感じなかったのに、実際に会ってみてすぐ体の関係を求められたのは残念。詳細プロフィルをじっくり検証してから会えばよかったとは思う。
残念だ。私の貞操は守らねばならない。その場でタクシーを拾い、帰宅の途に就いた。
【with】
●女性利用者☆☆☆☆
●パパ活女子の多さ☆☆
●出会いやすさ☆☆☆☆
若年層に人気の高いマッチングアプリ「with」。20代前半から30代前半の男性がほとんどで、本気で「婚活」をしている印象。「パパ活をしてくれそう」な男性を慎重にピックアップし、8人とメッセージのやり取りをした。
出会えた“パパ候補”は全部で3人。そのなかで、最後に会ったのが既婚者かつ娘が1人いるという35歳銀行員“パパ”。オシャレなバーでカクテルを嗜みながら、今欲しいものは? 生活には困っていないのか? と積極的に聞いてきたので、大学生では手が届くか届かないかギリギリのジュエリーブランド名を呟くと、「次会ったときに、ご褒美であげる」とのこと。
なんのご褒美かはわからないが、次会うことがあれば、そのブランドのジュエリーをプレゼントしてくれるのかもしれない。次があればの話だが。ほかにも数人の女子大生とやり取りをしているらしく、慣れている印象だった。
【Sugar Daddy】
●女性利用者☆☆☆
●パパ活女子の多さ☆☆☆☆☆
●出会いやすさ☆☆
男性ユーザーは40~50代が多いのが特徴。3人の男性とメッセージのやり取りをし、「カラダ関係一切なし、パパになりたい」とメッセージを送ってくれた43歳の“パパ”と実際に会うことに。
「君を僕好みにしたい」というメッセージに若干引きつつも、指定の待ち合わせ場所である三越前へ。出会って最初に三越で服やジュエリーを購入し、そのまま六本木の会員制バーへ。少し酔ったふりをしてみるも、日付が替わるころ、タクシーに乗せられ帰宅。
後日、「僕はパパだから、君を僕好みにできるだけでいいんだよ」とメッセージが。なるほど、真の“パパ活”とはこのことなのか……?
おそらくトータルで10万円以上の“支援”。今回の検証でいちばんお金をかけていただいたため、カラダを求められることを覚悟していたが、そのようなことはなく、ただ「女のコに貢ぐのが好き」という男性との出会いだった。
肌感覚ではあるが、もっとも“パパ活”に近い体験だった。
●Tinder
「累計マッチ数が200億を超えるマッチングアプリ。DL数・ユーザー数は国内海外含め業界トップ。検索機能があまり充実しておらず、ユーザーの絞り込みがしにくいという難点も」(パパ活サイト運営者、以下同)
●with
「メンタリストのDaiGoが監修し、心理テストの結果で相性を測る今までにないマッチングアプリとして誕生。若年層に利用者が多く、ユーザー絞り込みの性能とセキュリティの高さがウリ」
●Sugar Daddy
「おもにパパ活を目的とした出会いを応援するサイト。“Sugar Daddy”を直訳すると“パパ、パトロン”。男性の会員料金が業界のなかでも比較的高額で、リッチな男性ユーザーが多いことが窺える」
(週刊FLASH 2018年2月6日号)