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2000人斬り男が教えてくれた「妻公認の愛人」を作る方法

夜バナ 投稿日:2018.02.19 20:00FLASH編集部

2000人斬り男が教えてくれた「妻公認の愛人」を作る方法

 

「今日どっか喫茶店でも行こうか!」
「だね。カラオケでもいいよー!」
「カラオケもいいな 会って決めよう!」

 

 仲のよさそうなLINE。驚くことに、これはある男のと、愛人とのやり取りだという。

 

 その男、芳賀英紀氏(36)は、1年ほど前から、妻の柚衣さん(27)と、妻公認の愛人、由香さん(仮名・32)との “三角関係” を続けているのだ。芳賀氏が語る。

 

「由香にも不動産関係に勤める夫がいます。『芳賀さんならいいよ』と認めてくれていて、妻を連れて自宅に遊びに行ったこともあります」

 

 芳賀氏は、東京・神保町にある「芳賀書店」の3代目。1980年代、立ち読み防止のため、エロ本にビニールをかけて販売した “ビニ本” は社会現象になり、最盛期には年商24億円に達した「エロの殿堂」だ。

 

「小5のとき、父が風営法違反で逮捕されたことを同級生に冷やかされて知り、初めて親がそういう仕事をしていると認識したんです。
 中学時代はかなり不良で、高校の入学式から机に足が上がっていましたが(笑)、女性にはかなりシャイでした。好きなコがいても手も繫げませんでしたね」

 

■18歳で脱童貞、レースクイーンとの3P

 

 だんだんと悪さにも飽き、音楽を始める一方、国際学生証を片手にヨーロッパ諸国に短期留学。女性との接し方を学んでいく。

 

「でも、18歳まで童貞でした。当時はミュージシャンとしてデビューしたばかりで、お世話になっている人に品川のシティホテルに呼ばれたんです。
 そこで待っていたのは、黒髪がきれいなレースクイーン。しかも2人。筆下ろしがまさかの3Pってなかなかない経験ですよね(笑)」

 

 芳賀青年の、性の扉が開いたのだ。

 

「18歳から週2で吉原に行き、ほかの日はデリヘルを呼んでいました。遊ぶ女のコもローテーションで10人はキープ。風俗を含めれば、経験人数は2000人を軽く超えていますね」

 

 3代目の“ボンボン”として豪遊しつつ、ミュージシャンとして事務所と契約。歌手活動を続けるつもりだったが、母の事故を機に、21歳という若さで会社を継ぐことになる。

 

「帳簿を見て驚きました。負債が7億円もあり、親族にも4億円貸し付けていた。自身の役員報酬を月15万円にし、アダルトDVDメーカーとの契約も見直しました」

 

 1年で黒字に転換し、パチンコ店のコンサル会社も経営。再び報酬月200万円のリッチな生活に戻るが……。

 

「東日本大震災の影響で、約7000万円の赤字を出してしまいました。それ以降、手取り報酬はずっと月12万円です。結婚した今となっては妻と子供を養うには少ない額ですが、結婚が僕の人生のターニングポイントでもあったんですよね」

 

 妻の柚衣さんとの出会いは、風俗嬢とその客という関係だった。

 

「名古屋のデリヘルにフリーで入ったのが初対面でした。風俗にトータル2億円は使ってきましたが(笑)、理性を失って求めてしまったのは初めてでした」

 

 18歳から風俗で働き、SEXに絶望していた柚衣さんも、同じ感情を抱いた。2人は半年後に再会し、現在10カ月になる女の子を授かった。

 

■結婚から半年で不倫がバレて「ポリアモリー」へ

 

 ヤンチャだった2人の幸せなゴールイン。だが、話はそこで終わらない。

 

「きっかけは、結婚から半年して、不倫がバレたことです。もともと、柚衣だけで性的な欲求を埋められるとは思っていなかったし、不倫が悪いことだとはどうしても思えなかったんです。

 

 僕は再婚で、初婚のときはほかの女性とはSEXしなかった。そのとき、僕の周りの男性はみんな不倫をしていたんです。不倫を我慢したり隠したりするのではなく、それを認められる人間関係を築いていこうと決めたのです」

 

 妻の柚衣さんとアパレル関係に勤める愛人の由香さんは2人とも不倫をポジティブに捉えている。不倫を修羅場にしない方法はあるのか。

 

「『妻との関係がよくなくて……』と同情を引くような口説き方をする男性がいますが、家庭円満であることが大前提です。そして、パートナーや好きな人に素直になるということ。

 

 相手に対して我慢したり、言えないことを抱えたままではうまくいくものもダメになってしまいます。SEXは男女間でできる “最大の会話”。言葉よりも体を合わせるほうがわかり合えるし、逆に噓も見抜かれてしまいます」

 

 とはいえ、妻に納得してもらうのは大変そうだが……。

 

「高収入や高学歴など、プライドの高い女性には理解してもらいやすいかもしれません。“自分がこの男を選んだ” という価値判断にプライドをもっていますし、自立心が強い。人としての『欲』を忘れず、諦めないでください」

 

 近年、互いの合意のもと、複数の人と交際する「ポリアモリー」が話題になっており、「朝日新聞」も取り上げている(2016年11月26日夕刊)。

 

 芳賀夫妻と由香さんも、そんな新しいカップルの一形態といえるだろう。
 あなたも不倫がバレたとき、「こういう夫婦もあるんだよ」と、ダメもとで説得してみれば、新しい地平が開ける……かもしれない。

 

芳賀書店
1936年創業。当初は、新刊本を特価販売し、全国の主要百貨店に数十店舗展開。以降、専門書や寺山修司の『書 を捨てよ、町へ出よう』など出版業も開始。1979年にアダルト専門店へリニューアルし、急成長。1980年には総工費5億円の本社ビルが竣工。現在もアダルトデパートとして圧倒的な存在感を放つ

(週刊FLASH 2018年1月30日号)

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